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 Experience

医系大学 合格体験記 

合格実績

2025 東北大学 医学部 医学科 AOⅡ期 磐城高校 百澤絆さん

 東北大学医学部医学科AOⅡ期入試に合格しました。AOⅡ期入試の実際と學至会での学習について書きます。

 

1.東北大学AOⅡ期入試について

 

 東北大学のAOⅡ期入試は一次試験(筆記)と二次試験(面接)の二段階構成です。各選抜の詳しい情報については東北大学のウェブサイトにて数年分の過去問題とともに掲載されているため、そちらをご一読ください。ここではあくまで私の私見を述べます。

 筆記試験は一日で行われます。受験人数も多いですが、教室はいくつかに分かれていたため、そこまでの迫力は感じられませんでした。トイレもいくつかあり、教室も清潔で、職員の方の対応も丁寧だったので、環境面の不安はあまりないかと思います。

 

 試験は数学・理科・英語の三つです。私の感触としては、英語が重視されているように思います。数学と理科は問題の構成・内容ともに東北大学の前期試験に似ていて、難易度もそれと同等です。

 

 私が受けた年は数学がかなり難しく、一科目目から私は絶望しました。理科は難易度が低い問題もあるものの、時間が非常にシビアで、結局難しくなっています。数学と理科については毎年ある程度の変化があるため、来年以降も柔軟に対応する必要があると考えられます。

 

 一方、英語の問題構成はあまり変わっていません。大問4題構成で、すべて長文読解です。問題文量と記述問題が非常に多く、速読力・読解力・表現力いずれも高いレベルが求められます。ここについては學至会や学校で専門的な練習を積む必要があると思います。

 

 一方、語彙についてはそこまででもなく、難しい単語については問題文の横に訳が付されていたので親切でした。科学的・医学的な専門的文章が多く、面接で使うような医学知識を頭に入れておいた方がスラスラ解けると思います。

 

 AO入試の筆記問題では「受験する11月時点で翌年3月の前期試験に合格できるレベルの学力を有していること」が求められるといいます。筆記試験をクリアしないと面接に進めません。このように難しい試験ですが、前期試験より早く受ける入試にしては、準備がそのまま前期試験に活きてくるため、良い面もあります。

 次に待っているのが面接試験です。医学部受験においては当たり前にある面接ですが、AOⅡ期の面接は前期試験の面接のレベルをはるかに超えてきます。かなり練習を積まないといけません。一方、筆記試験に一抹の不安があっても面接試験で挽回することが可能です。実際、私の入試本番における順位を見てみても、筆記試験通過時には合格定員内にいませんでした。しかしその後の面接で追い上げ、辛うじて合格圏内に入ることができました。

 

 面接では、当日小作文課題があります。一時間程度です。今回の試験では、情報処理が求められる考察問題が一問、一般的な考察問題が一問、倫理的な問題が一問という構成でした。この小作文は、面接での評価の一助というような位置づけです。実際に今年の入試でも、小作文課題の最初の問題が面接試験においてもテーマとなっていました。

 

 小作文課題は一般的な小論文練習をしていればあまり怖くないと思います。医学知識や倫理観等、知識や情報は書籍などで事前に万全にしておきましょう。情報処理や考察も必要となります。これらはその場で頭を働かせることが求められますが、見方を変えれば予備知識が必要ないということです。

 

 小作文課題をこなした後、面接の自分の順番を待つことになります。自分の順番は試験当日にプリントで配られますが、私はその順番が非常に後だったので大変でした。最後の方だと小作文課題の後の休憩時間も含めて5 、6時間待つことにもなりかねません。その時間は地獄のようで、精神に悪いので順番は先の方がよさそうです。

 

 面接の特徴はプレゼンテーション課題があることです。今回の入試では、自分の順番になったらまず小会議室のようなところに通されました。ペンと画用紙のみが置いてあります。課題が渡され、自分の考えを画用紙に手書きでまとめ、面接会場に持参し面接官に発表せよということでした。画用紙は足りなかったら追加でもらうことができました。

 

 制限時間は15分だと言われたのですが、きっかりした時間に始まらなかったため、腕時計を見てもあまり時間経過を把握できず少々不安でした。課題の内容は先に受けた小作文課題の内容と連関しており、小作文課題を覚えていれば助けになりました。プレゼンテーション準備の15分は、私の人生で最も活発に頭を動かした時間だったように思います。かなりの難しさですが、ここをしっかりと決めてしまえばかなり有利に面接を進められます。実際に私が準備したプレゼンも、その後の面接官の質問に対してその内容をカバーしているようなものを作成できたので、質問に余裕を持って答えることができました。

 

 プレゼン課題に加えて「自己PRまたは自分が取り組んできた研究の発表」という時間があります。私は自己PRの方を選択しました。AO入試に出願する前に志願理由書や活動報告書も準備するのですが、それらの書類はそこまで精査されるというわけではないと思うので、自己PRで自分の思いや熱意を改めて面接官の方々に伝えられたことは良かったのではないかと思っています。

 このように、AOⅡ期入試は総じて難しい課題が多いですが、単なる筆記とも違い本質的な人間力が求められる試験なので、前期試験などとはまた違ったチャンスがあります。単純に受験回数も増えますし、周りより早く本番を味わえるため、ぜひ受験をお勧めします。

 

2.學至会での学習

 學至会では、国語・英語を鈴木俊之先生に、数学・理科を河野太陽先生にご指導いただきました。河野先生には6年、俊之先生には3年半ほどお世話になりました。

 私は理系でありながら、数学・理科は昔から比較的苦手な科目でした。そんな状況を、河野先生が救ってくれました。河野先生には中学時代から数学を先取りして教えていただきました。これにより、ほぼ全ての分野で学校の授業を復習のように利用することができます。これは大きなメリットです。

 

 加えて、河野先生の教え方で初習できるということも良いことです。河野先生は小手先のテクニックではなく本質的な意味を教えてくださいます。とにかく点数を取るということに加え、理解することを重視する人にとって最適な指導だと思います。同時に、大学で学ぶ領域や他の学問分野などとも有機的に関連させて教えて頂けるところが私にとって非常に良かったです。もちろん受験対策をしていたわけですが、そのような感覚はなく、むしろ一つの学問を楽しく学んでいる感じがありました。

 

 また問題演習の際にも、河野先生が隣で超絶的なスピードで問題を解くので張り合いもありました。時折の興味深いエピソードトークなどもあり、リラックスして授業に向かうことができました。

 英語と国語に関してはもともと得意だったのですが、自分の経験や感覚に頼ってしまっている部分があり不安定でした。俊之先生の授業を通して、よりシステマチックに安定した解き方をすることができるようになりました。俊之先生も、河野先生と同じく英語と国語を結びつけて教えてくださいます。英語も国語もどちらも言語ですから強い関連があり、我々のような日本語話者も、英語を学ぶことによって自らの言語を客観的に分析することができるようになります。

 

 英語学習と国語学習には相乗効果があります。この二つの科目を同じ先生から教わることは学校ではできないことであり、その意味で俊之先生との授業は非常に意味があったと思っています。また科目の授業以外にも、小論文や面接、受験の域を超えたような議論など、医学部受験やこれからの人生に資するような楽しい授業をすることができました。

 私が最も力になったと感じている勉強法があります。英語の勉強法で、高校一年から二年にかけて行っていた演習です。それは東大や京大などの最難関大学の長文読解を、一文ずつ逐語訳していくというものです。中学の終わりごろから文法演習を重ね、その後に行った練習でした。長い受験生生活を振り返ってもこの演習が印象に残っており、実際に私の英語力を格段に向上させてくれたと思っています。

 

 この演習によって、文法の理解と読解力を向上させることができます。最難関大学の英語の入試の長文は文が長かったり入り組んでいたりすることが多く、文構造をとるのが極めて難しい事が多いです。しかし文法をひと通り学んだ上で行うのであれば、不可能ということはありません。そして文構造さえ取れるようになれれば、後は単語を覚えるだけでインプット系の問題はすべて解けるようになります。そのために長文の逐語訳は最適な方法であり、私も自信を持っておすすめします。長文の内容が難しければ難しいほど効果は高くなります。

 學至会に通う最大のメリットは、最高レベルの先生方に生で質問できることです。勉強していれば、分からないことだらけです。それが知識系の事柄であれば、自分でインターネットや書籍を用いて調べることができます。

 

 しかし、理論や法則や証明など、ただ調べただけでは理解できないような事柄、そして何をどのように調べればいいのかさえ分からないような状況もあります。学んでいる内容が難しくなればなるほど一人だけでそれを解決することは難しくなります。

 

 學至会では、そのような状況に陥っても先生方に質問することができます。そしてそのような質問に対し、先生方はすべて答えてくれます。私も六年間學至会に通って質問をたくさんしてきましたが、先生方から納得のいかない回答が返ってきたことはありません。どんなモヤモヤも必ず解決できます。學至会に通う方々には、先生方の胸を借りてたくさん質問することをお勧めします。

 

 ここまで読んでいただきありがとうございました。學至会での六年間を通して私は大いに成長できました。俊之先生と河野先生をはじめとした學至会の先生方、本当にありがとうございました。

講師のコメント

 

受験勉強は高校前半で終わり、あとは教養という感じだったのでは(笑)自分よりもスペックの高い能力の養成に関われたのは講師冥利につきます。今後の方向性をとても楽しみにしています。(鈴木俊之)

ノーベル医学生理学賞受賞の際にまだカワノ存命の場合には、なんとしても大きな真鯛を釣りますので、横綱の優勝みたいな写真を撮りましょう。(河野)

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2025 福島県立医科大学 医学部 医学科 

いわき秀英高校 Kさん

 私は中学3年の3月から通塾を始め、鈴木正昭先生から理系科目(数学・化学・物理・情報)を中心に指導を受けました。入塾時、模試の点数で大きな足かせとなっていた現代文と古文については、鈴木俊之代表が作成したDVDを活用し、學至会の自主学習スペースで学習を進めることで、高校の初めの段階で理解を深めることができました。

 理系科目では、ただ公式を覚えるのではなく、公式を導出する過程を重要視し、図を書いて視覚的に問題を捉えるようにアドバイスを頂き、より深い理解を得ることができました。

 そして、志望校を目指すにあたって、学校の定期テスト、赤本、共通テスト対策などにどのタイミングでどのくらい力を入れるかについて、道筋を示してもらい、非常に安心して勉強を進めることができました。

 一方、英語の得点がなかなか伸びず、何をすれば良いのか分からなくなってしまいました。そこで担当の正昭先生に相談し、3年の夏頃から菅野武先生を紹介いただき、英語を学び直すことになりました。菅野先生の指導により、英文解釈に重点を置いて授業を進めていただきました。そのおかげで英文の読解力が格段に上がり、点数を伸ばすことができるようになりました。

 最後になりますが、今回第1志望校に合格できたことは、自分だけの力ではなく、學至会の先生方のお力添えがあったからこそ実現したものだと思います。大変お世話になりました。學至会に入塾して本当に良かったです。ありがとうございました。

講師のコメント

 

非常にマイペースながらも、真剣さは人一倍という印象でした。これからは、大学生活を満喫しながらも、片方では人を助ける立場として勉学に励んで下さい。

(鈴木正昭)

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2025 福島県立医科大学 医学部 医学科 

磐城緑陰高校 上原響さん

 自分は運良く、医学部の合格を勝ち取ることができました。これも学至会の先生方の手助けがあったからです。自分は受験生時代、あまり勉強をする習慣がなく、自ら進んで勉強をするのが苦手でした。その中でも先生方は自分を見捨てず、毎回の授業で叱咤激励を受けながら、最後には合格をできました。

 

 一つ言いたいことは、勉強習慣はつけるべきと言うことです。皆さんが後に続いて志望校に合格することを願っています。(あと、麻雀をするのは控えめにすることをお勧めします)

講師のコメント

スペックは高いのに、いや、高いがゆえに地道なインプットを敬遠する傾向にありましたかね(笑)大学では自分でやらざるを得ないので、苦しみながらもそこで大きく飛躍するでしょう。成長した姿を見るのを楽しみにしています。(鈴木俊之)

数学の才能あふれる生徒でした。反面、他科目に目が向かなすぎでしたね。医師はあらゆる方面に対する総合力が求められると思います。麻雀はほどほどに!(河野)

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2025 福島県立医科大学 医学部 医学科 

磐城高校 熊谷和樹さん

私は高校3年の4月から理数を、8月から英語を教えていただき、先生方のご指導のおかげで学校推薦型選抜で福島県立医科大学医学部医学科と一般で東北医科薬科大学医学部医学科に合格することが出来ました。私は6月まで部活動中心でほとんど勉強できていない状態からの始まりでした。この合格体験記を通して、アドバイスを3つお伝えしたいと思います。

 

 1.自習室の有効活用

私は家で勉強が出来ないタイプの人間だったので、基本塾が閉まるまで自習室ですごし、家では軽い暗記だけ済まして休む日々を送っていました。自習室だと勉強する気力も湧いてくるので、自ら進んで勉強することが苦手な人にはおすすめだと思います。

 

2.息抜きとなる科目

 やはり受験勉強を続けていると、集中力が低下してきます。私は長時間勉強する際には、苦手教科の勉強の合間に得意な数学を解いてリフレッシュするというサイクルを繰り返して集中力を保っていました。休憩として楽しんで解くことの出来る科目を何個か作っておくと受験期の息抜きとなるので良いと思います。おすすめは数学の確率と化学の有機の問題です。

 

3.福島県立医科大学医学部推薦と東北医科薬科大学医学部一般受験を考えている人へ

福島県立医科大学推薦は共通テストが半分以上を占める入試です。年にもよりますが概ね8割を本番で取ることができると、2次でリラックスして出来るので、共通テストを意識した勉強を早期から進めておくと良いと思います。2次の問題はどの科目も標準レベルの問題なので、落ち着いて受ければ高得点は狙えると思います。

 

しかし毎年物理と生物が必修となるので、勉強の合間時間や共通テスト後の空いた時間で選択していない方の知識を少しだけでも入れておくと良いと思います。面接に関してですが、終始穏やかな雰囲気で進むので、自身の志願理由書を説明できるようにして、当日自信を持って望めば良いと思います。

 

 東北医科薬科大学の一般の1次の学科試験の問題について、数学や物理は膨大な計算量を要求される問題が毎年出ています。対して化学は計算問題は比較的解きやすい問題ですが、知識問題が難しいという印象でした。英語は長文と文法問題が出ますが、特に慣用表現の方は国公立の二次などであまり出題されないので、特別な対策を早めにしておくべきだと思います。全体の中で、数学と物理がとても難しいので、得意不得意にもよりますが、英語と化学で稼げると良いと思います。

 

2次の小論文は、最近はデータ型の出題で比較的解きやすいですが、その前はテーマ型で背景知識も必要な難しい問題も出ていたので、時間があれば両方対策できると良いと思います。面接は少し難しい質問もありますが、終始穏やかな雰囲気で進むので、落ち着いて自身の考えを話せば大丈夫だと思います。

 

最後に、勉強嫌いな私でも學至会の学習環境があったり、河野先生、勅使河原先生をはじめとした素晴らしい先生方のおかげで無事第1志望校に合格することが出来ました。本当にありがとうございました。医学部受験は高い壁で、模試の結果に落胆することが多くあるかもしれません。私も実際そうでした。しかし、先生方を信じて共に努力し続ければきっと成功します。これを見ているみなさんも第1志望校に合格することを願っています。

講師のコメント

熊谷君と28回× 2時間勉強しました。主に過去問中心。具体的に何をやったか?県立医大過去問12年分、東北医科薬科大13年分。以上を計25回で完遂。大学合格後の残り3回は、TOEIC, IELTS, TOEFL,忙しくて受験出来なかった英検問題に挑戦。まさに超人的‼️当然、これからのご活躍が楽しみです。(勅使河原)

部活を完遂しての県医合格はなかなかできることではありません。医学科ではこれまで以上の努力が求められることになるとは思いますが、学問を楽しむ感覚を持ち続けながら切り拓いていってくださいね(河野)

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2025 東北医科薬科大学 医学部 医学科 

磐城高校 澤里純基さん

 この度、二年間の學至会での浪人生活を経て、今年度から開始した総合型選抜で東北医科薬科大学医学部に合格しました。①浪人生活 ②學至会での学び ③私立医進学を諦めないでほしい ④覚悟 という項目で体験記を書かせていただきます。

 

①浪人生活

現役時は弘前大学医学部のみ受験し、大差で落ちて浪人決定。一浪し、福島医大の推薦や前期北海道大学などを受験するも全落ちし、二浪へ。教習所に通い、バイトを開始して、受験費用を稼ぎながら二浪目を過ごしました。この経験がこの後の話に繋がります。

 

②學至会での学び

個別指導は俊之先生と太陽先生に教えていただきました。朝の講義では、他に数学を正昭先生、英語を田口先生、菅野先生に教わりました。

まず個別指導について。俊之先生とは、英文法の確認から始まり、小論文、和訳や英作文の添削など色々してもらいました。言葉への感度が高い指導で、わからないものへの思考法を学び、解答精度を上げていきました。本番の試験は記述が大半でしたが、全て満足いく解答が書けました。

 

太陽先生の指導は、勉強の見方を変えてくれました。定義や定理に忠実に進め理解すること、問題文を忠実に読み取るというような当たり前だけど大切なことを何度もやりました。何度も注意を受けたけど、いつも自分の不出来な所を痛感し、それを補うための学びになっていて楽しかったです。

予備校コースの講義は一浪目に全て受け、二浪目は後期から受けました。正昭先生の授業だけで、共通テストの数学は8割は取れます。色んな雑談含め面白いので授業が飽きず、ずっと聞いてられます。マスクの下で笑ってました。

 

田口先生の授業と課題は記述が多い本番に効きました。英文解釈の勉強は先生のテキストと授業以外やってないです。息子さんがお医者さんなので、進路のこともよく聞かせてもらいました。

 

菅野先生の授業は、文法を大切する授業でした。指名された時に、ちゃんと文法的に説明できるように演習していました。

 

河合先生には教わりませんでしたが、辛い浪人の中、よく話しかけてもらって支えになりました。

 

③私立医進学を諦めないでほしい

 

私が一浪まで私立医を受けなかったのは、金銭面での問題でした。私の進学先も6年で3400万円です。普通の一般家系には無理... なのでしょうか。私は今回福島県、いわき市で将来医師として勤務することを条件に(いわゆる地域枠)合格をいただきました。

 

いわき市は6年で1800万程度返済不要で学費を負担してくれます。そして、学生支援機構から1200万近くは借りられます。どうでしょう。大きい金額に変わりはありませんが、それ以上に医師になりたいという将来の夢は大きいはずです。

 

いわき市の奨学金は私の進学先の東北医科薬科のみに限らず借りられます。実際、私の両親は普通の会社員とパート勤務です。でも私は私立医に進学をします。そういう人もいます。どうか、経済的な理由で夢を諦めないでほしいです。

 

④覚悟

最後に浪人の覚悟の話をします。私は一浪目、約3点差で福島医大に落ちました。この辛い状況に耐えられない、医学部志望を辞めたいと面談で先生に伝えました。親は、私立医大の進学に難色を示していました。(経済的なことを考慮して)

 

しかし、先生が諦めない方が良いと言ってくれて医学部をまた目指しました。週3で働き、夏には週5近くで働きながらも時間を見つけ勉強しました。この姿を見た親は私の覚悟を感じ、最終的に私立医受験、そして進学を応援してくれました。

 

人より2年も多くかかりましたが、私は医学部進学の夢を叶えました。年齢は関係なく、覚悟を持って勉強した人に道は開かれることを學至会で教わりました。學至会で浪人できて本当によかったです。ありがとうございました。

講師のコメント

自分の間違いに対して積極的に正すことのできる素直さは、ある種の才能だと思います。将来、診てもらうのを心待ちにしてるよ。(鈴木俊)  

 

いよいよ新しいステージでの学びが始まります。間違いなくいい医者になるあらゆる素養が備わっていると思いますので、心と体と日々を大切に過ごしていわきに戻ってきてください。(河野)

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2024 福島県立医科大学 保健科学部 理学療法科​ 磐城緑蔭高校 Hさん

 私は学校推薦型選抜で福島県立医大学に合格しました。私は高1の3月から通塾し、数学を河合先生、英語を菅野先生に指導していただきました。

数学について


 福島県立医大学の総合問題の数学は共通テストとは違っていました。問題を解く上で、『問題文をしっかり読み、そこから何を使って解くのか、何を求めたいのかという道筋を立てていくこと』というアドバイスを河合先生にいただきました。

 

 問題の答え合わせの際には、『解き方が複数ある数学で答えが合わなかった時、どこで躓いたのか、どう考えたのか』を1つ1つ一緒に確認していただきました。自分に足りていないものがはっきり分かり、それを1つずつ無くしてきたことが合格につながりました。

英語について


 私は英語がとても苦手で嫌いでした。菅野先生は土台をしっかり固めるために分からないところは何度でも説明してくださりました。そのため、私も分からないことがある度に、たくさん質問しました。


 今の自分に合わせた勉強法と先を見据えた進行計画を柔軟に提案していただきました。なので、『どう勉強したらいいか』『本当にこれで英語が伸びるのか』という不安はありませんでした。


 また、英文を読むのが遅かった私に、「どうやって時間内に問題を1つでも多く解けるか」「どこがポイントになるか」など、私にできる確実的な戦略を一緒に考えてくださいました。


 試験当日は落ち着いて解くことができ、決めた時間内に解き切ることができました。その戦略のおかげで、他の教科も流れに乗って回答できました。

 2人の先生には本当にお世話になりました。メンタルが弱い私でしたが、先生方の的確なアドバイスと、かけてくださる励ましの言葉は、とても励みになりました。そのような先生方の指導もあり、少しずつ成長している自分が実感できたので、最後まで逃げずにいられました。 


 また、担当以外の先生方も「勉強法」や「声かけ」をたくさんいただきました。ありがとうございました!


 大学受験を學至会の先生方と一緒になって戦うことができて本当によかったです!お世話になりました。これからも先生方から教えていただいたことを糧に、成長していきます。本当にありがとうございました。

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講師のコメント

 

おめでとう。目標を達成した自信を持って、さらなるレベルアップを期待してます。その笑顔とキャラクターでこれからの人生を明るく切り開いていってね。(菅野)

合格おめでとうございます。試験の後、「やりきりました!」と清々しい笑顔で話してくれたことを憶えています。その全てが結果に繋がりましたね。これからも貴女らしく、地に足をつけて歩いていってください。応援しています。(河合)

2024福島県立医科大学
2023 東北医科薬科(薬)

2023 東北医科薬科大学 薬学部 磐城緑蔭高校 Tさん

 中3の冬ごろから、文系科目を鈴木俊之先生に、理系科目を河野太陽先生に教わり、東北医科薬科大学と東京薬科大学の薬学部薬学科に合格することができました。
 
  英語では、文法が苦手だったので基礎的なところから丁寧に教えていただきました。今更学校の先生には聞けないと悩んでいましたが、学校では習わないところまで教えていただき、深く理解することができました。

 

 国語では、古文も漢文も暗記が苦手だったため学校の授業では理解が間に合いませんでしたが、先生に様々な参考書や勉強方法を紹介していただき、学校の試験や模試で良い点数が取れるようになりました。また、古文や漢文を読んで当時の常識や時代背景を面白く説明していただき、国語が楽しいと思えるようになりました。

 数学では、学校の授業時間に理解できなかった基礎的なところや計算の時間短縮の方法を分かりやすく教えていただきました。授業では習わないけど覚えていると便利な定理や公式を教えていただき、計算時間の短縮ができるようになりました。

 

 物理と化学では、暗記するのではなく定義を理解するものだと教えていただき、日常的なことに関連付けて分かりやすく楽しく学ぶことができました。苦手だった理科が分かるようになり、勉強が楽しいと思えるようになりました。
 
 そして、個別指導であることを最大限に活かして、学校の試験や模試の復習、苦手分野の確認など、自分に合った指導をしていただきました。いつも模試でこういう問題を間違っていると言われた時は、自分の模試の結果を点数だけでなく内容まで見てくれるのかと、とても嬉しくなりました。

 

 そのほかに、大学選びや入試方法の確認を一緒に行ってくれたり、試験前日の行動や試験の休憩時間にした方が良いことを教えていただいたり、勉強面以外のサポートにも支えられました。本当にありがとうございました。
 

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講師のコメント

 

ずっと高いモチベーションを維持して勉強を続ける姿勢は素晴らしかったと思います。努力できる才能こそがあなたの強みだね。受験お疲れ様でした。(鈴木俊之)

興味のわく対象に積極的に取り組む姿勢は素晴らしかったと思います。何かを究めるためには絶対に必要、これからも幅広い事物に興味を持って薬学の道を歩んでください(河野)

2023北里大学 薬学部

2023 北里大学 薬学部 磐城高校 鈴木陸さん

 この度、指定校推薦にて北里大学に合格しました。

 私は高校1年生から通塾しました。菅野先生からは英語、鈴木先生からは数学、河野先生からは化学を教わりました。

 

 英語では文法の理解をはじめとして徐々に英文の構造理解や長文読解など自分のレベルに合わせた授業だったのでスムーズに学習を行うことができました。また授業だけでなく世間話や学校の話などを通してより一層自分の状況を理解することができました。 

 数学では学校にペースに合わせた授業をすることで学校での授業の予習・復習を自然に行うことができたため学力が定着するのを感じることができました。また早期から計画を立てて授業を行なったため自分の勉強するべき分野が明確になり、迷わずに学習することができました。

 

 化学は3年生からの授業でしたが、自分に足りなかった語学力や化学においての必要な理論や定義を上辺だけの暗記や公式頼りの計算ではなく物事の根本から理解することの重要さを学びました。大学に進学し自分1人でも学習ができるようにサポートしていただきました。

 

 私が大学に合格できたのは早期から塾に通い定期テストや模試のたびに寄り添った授業を行なってくれた先生方のおかげです。

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講師のコメント

結果を残した自分に自信を持って、これから新しい環境でいろいろなことに挑戦してね。(菅野)

 

常に目標を立てそれを目指して努力していたこと、そして、大変なときでもめげずにやり通していたことがとても印象に残っています。その意気込みをそのままに、大学でも邁進していって下さい。(鈴木正)

大学に行ってからが本番です。楽しみつつ頑張りすぎずに、なおかつ頑張ってください​ね。(河野)

2022 日本歯科大学 生命歯学部 Xさん

 私は指定校推薦で日本歯科大学・生命歯学部に合格しました。

 

 入試では英語と小論文に加え、面接がありました。私はそれらの対策として以下のことをしてきました。まず英語は、単語帳や参考書を繰り返し解くことで、単語や語法などの基礎となる部分を学びました。そうすると短文や長文を読むとき、正しく文章を読み解くことが出来ます。慣れてくると徐々に速く読むことが出来る思います。

 

 小論文や面接は、様々なお題や質問に対応できるように専門的な知識だけでなく、一般的な知識や話題のニュースについて知っておくことが大切です。特に医療関係の話題はセンシティブなものが多く、答え方によっては差別的だと思われる可能性があります。自分の考え方は問題のないものか不安な場合は、先生に質問するのが良いと思います。

 

 受験では使いませんでしたが、塾では化学や数学も習っていました。そこで教わった問題の解き方やコツは、他の科目においてもすごく役に立ちました。受験とは関係無いと思っている教科の勉強も、意外なところで活用出来るかもしれません。

 

 最後に、大学が合格ができたのは先生方の支えがあったからだと思います。自分ひとりでは、苦手分野の克服や正しい勉強方法の確立は困難だったと思います。長い間、お世話になりました。​

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講師のコメント

小論文と面接練習は様々なテーマでだいぶやりましたね。ある程度自信を持って受験できたのではないかな。開業を楽しみに待ってます。(鈴木俊)

 

志望校が決まるまではなかなかエンジンが掛からず、少し心配もしましたが、この数年でとても大人になったと思います。歯無しジジイになったら入れ歯作って下さいね。これからは大学の予習となります。今の頑張りが、大学生活を楽しいものにできるかに大きく影響しますので、気を抜かずにいきましょう。(河野)

2022日本歯科大学

2021 福島県立医科大学(医学科)いわき秀英高校Sさん

 私は、高校3年の6月より學至会に通い始めました。鈴木正昭先生に数学と物理を教わりました。数学では、数Ⅲをメインに教えてもらいました。時々理解困難な解法に突き当たり、途方にくれることもありましたが、解法だけではなく、なぜそのような解法になるのかの導出まで学ぶことができました。

 

 また、共通テストの対策もしてもらい、大変助かりました。さらに、物理では、基礎の基礎から助けてもらいました。はじめは、とある模試の物理で0点を記録するほどの壊滅的なできでした。そのような状態だったのですが、基本から徹底的に復習をすることにより、合格点を取れるところまで改善することができました。

 以上が教科についてのとこですが、それに加え、面接の指導もしていただきました。私は、中学入学後に、担任の先生から面接で落とされる寸前だったと言われました。それぐらい苦手でした。実際に面接練習をした当初も、緊張のあまり全く話せませんでした。しかし、その後に先生方全員に面接練習をさせていただいたことにより、徐々に慣れて、本番でもあまり緊張せずに受けることができました。

 學至会で勉強と面接の双方で、様々なことを教えていただいたおかげで合格することができました。先生方には心から感謝しています。本当にありがとうございました。

 

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講師のコメント

 どのような難問でも、図などを駆使しながら自分なりに考えを進めく姿に頼もしさを覚えていました。その上で、解答と自分の考えすりあわせていろいろな理論を吸収しており、感心しきりでした。面接練習でも、用意された答えだけをいうのではなく、考えながら発言しており、やり取りが非常に楽しかったです。大学でも、自分らしさ全開で進んでいってください。(鈴木正昭)

2021県立医大
2021星薬科大学

2021 星薬科大学(薬学部)Oさん

 私は、とても英語が嫌いでした。どうしても好きになることができず、常に成績の足を引っ張ってきました。1年生の最初の中間考査の英語の点数をみて、これはまずいと感じたのが、學至会の英語を受講するきっかけでした。そこから菅野先生との二人三脚で合格を勝ち取ることができました。

 私は将来薬学を学びたいと思い、薬科大の受験を決めていました。ですが、オープンキャンパスに行った頃から是非進学したい!と考えていた星薬科大はその当時の自分の学力で敵うかどうかという状態でした。その後、その大学の公募推薦があると知り、塾でも受けることを勧められたこともあり受験を決めました。推薦と言えども全て完全な学力検査でしたが、全力を出しきり無事合格することができました。

 學至会に3年間通い続けて、受験が終わって今思うことは、この塾に通っていてよかったいうことです。3年生になってからぐんぐん点数が上がりはじめて、ますます英語に対するモチベーションが上がりました。一番成長したな、と感じたことは読解のスピードが格段に速くなったことです。以前まで時間ギリギリだった模試が、だんだん時間に余裕が出てきたことは自分の心の余裕にも繋がりました。

 英語は習得にとても時間がかかって、でも、時間をかければそのぶんしっかり自分のものになることを学びました。先生の指導どおりに学習を進めたからこその成長だと思います。この3年間、英語を根気よく教えていただいた菅野先生に心から感謝しています。

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講師のコメント

非常に素直に講師の話を聞き入れ、自分に活かせるものは吸収していく姿が印象的でした。

これからも理想に向けてまっすぐ進んでいってくれたら嬉しいです。(菅野武)

2021 北里大学

2021 北里大学(薬学部)磐城高校 Tさん

 私は,文章を書くことが苦手でした。文章を書いても、主張と根拠が曖昧で相手に意図が全く伝わらないものになってしまうのです。しかし、大学入試の選抜方法には、小論文がありました。このままでは受からないと思い、受講させていただきました。

 私は将来、薬剤師になりたいと思っていて、薬学部のある大学を目指していました。薬学部のある大学を探していて、北里大学を見つけました。臨床教育がとても充実しており、ここしかないと思いました。学校の先生に相談したところ、指定校推薦があるということを知らされ、受験しました。

 

 苦手だった小論文もなんとか書ききって合格することができました。文章が全然書けなかった私に論理的な文章を書けるようにしてくださった鈴木先生に本当に感謝しています。大学では、文章を書くことがさらに増えること思いますが、先生に教えていただいたことを忘れずに書いていきたいです。

 合格後、化学が苦手なこともあり、入学後を見据えて数学と化学を河野先生にお願いしました。数学はなぜその公式が成り立つのかという部分から教えていただきとても分かりやすかったです。化学は酸化還元が苦手だったのですが、反応式の分かりやすい立て方を教えてもらい、わかるようになってきました。大学では化学を主に学習します。今のうちから少しでも苦手意識をなくして大学の勉強についていきたいと思います。

 塾というのは大学受験のためにものだと思っていましたが、私の場合、受験、そして合格後の大学入学後の勉強を見ていただけて本当に良かったと思います。

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講師のコメント

​1回1回の指導でレベルアップしていくのを実感できる生徒でした。よく頑張ったね。(鈴木俊之)

このまま大学に送り込むのは不安だな~という状態からのスタートとなりました。まだ時間はあります。やれることやりこみますので覚悟を決めておいて下さい!(河野)

2021 聖路加国際大学(看護学部)

いわき秀英高校 藤田桃子さん

 私は1年間浪人をして聖路加国際大学に合格しました。合格を頂けた時はとても嬉しかったです。聖路加の問題と合格最低点を見た時に高すぎて諦めようと思いました。それでも鈴木先生が挑戦したほうが良いとおっしゃって下さって挑戦しました。挑戦する選択肢を与えてくれてありがとうございました。


 個別指導では小論文と英語でお世話になりました。小論文は問題すら理解出来ずに辛い時もありました。そして、私はどの分野においても知識が乏しく自分の言葉で書くというのが本当に苦手でした。なので、まずは先生の知識を吸収させてもらってから書き直して何回も添削してもらいました。

 

 先生のお陰で少しずつコツを掴めたので最後まで諦めずに書き続けることが出来ました。そして、試験本番では自分の中では満足のいく文章をかけました。小論文を書き始めた頃の文章と今を比べると自分自身でも成長を感じられて嬉しいです。


 英語の授業ではハイレベルな問題に取り組ませてもらいました。英語は好きで楽しく学んでいましたが、壁にぶつかることもありました。それでも先生の噛み砕いた丁寧な説明のお陰で理解することが出来ました。また、ハイレベルな問題を解いていたお陰で試験本番では、今まであのレベルの難しい問題を解いていたから大丈夫と思うことが出来ました。授業が自分の心の支えとなりました。


 最後に、學至会の先生方の温かさに何度も救われました。上手くいかない時も優しい言葉をかけて下さって、先生方の言葉があったからこそ1年間やり切れたと思います。先生方が教えて下さった知識と優しさを胸に大学生活を送りたいと思います。最後の最後まで寄り添ってくれて感謝しています。本当にありがとうございました。

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講師のコメント

小論文を何度書き直しさせても、決して諦めずに粘り強くついてきてくれました。お母さんのような素敵な看護師になって下さい。(鈴木俊之)

2021 聖路加

2021 獨協医科大学(看護学部)

いわき秀英高校 SKさん

 私には、小学生の頃から助産師になりたいという夢がありました。その夢は高校生になっても変わらず、進路を考える上で次第に明確な目標となっていきました。

 しかし、一つ大きな問題がありました。看護学部の入試科目には理系科目が含まれるのですが、私は理系科目が大の苦手で定期テストや模試の点数はいつも散々な結果だったのです。そして、高校2年生の冬に私は苦手科目を克服するため、學至会に入塾しました。

 學至会では、まず初めに何に力を入れて勉強をしていくかを田口先生と話し合い、他教科の足を引っ張っている数学と伸びしろのある英語により力を入れて勉強をしていくことに決めました。

 数学は、苦手な分野を無くすために教科書の1ページ目から徹底的に復習を行い、基礎がしっかり身に付くようにしました。それまでの模試では、最初の基本的な問題で点を落としていたのですが、基礎を固めることで、少しずつですが着実に点数を上げることが出来ました。

 英語は、文法問題集や様々な看護大の赤本をたくさん解きました。あらゆる問題に触れることで文法や定型表現が身に付いたり、英語に慣れることで長文が読みやすくなりました。おかげで英語は3年生の秋の模試では夏の模試から30点上げることが出来ました。

 私は元々、公立大学の看護学部の公募制推薦入試を考えていました。
そのため、私は3年生の夏から3ヶ月間鈴木先生に小論文を教えていただきました。


 初めは問題の意図が読み取れず全く違う解答をしてしまったり、ひとつの小論文を書き上げるのに何時間もかかってしまいました。しかし、鈴木先生に文章の読み取り方や問題に対する考え方をご指導頂いた事で徐々に書くことが出来るようになり、本番でも満足のいく解答が出来ました。結果、推薦入試は不合格でしたが、その後の受験で小論文で得た知識や文章力はとても役に立ち、やっていて本当に良かったと思いました。

 私は今回の受験を通して、自分の意思の大切さを身に染みて感じました。私の場合、目指したい職業はあるけれど絶対にここに行きたい!と思える大学を見つけられずにいました。推薦入試の不合格の原因はもちろん実力不足だと思うのですが、自分の意思の弱さもその原因の1つであったと考えます。


 しかし、大学のパンフレット等を読むうちに、自分が学ぼうとしていることや人々にとってどういう存在になろうとしているかを知り、助産師になりたいと思う気持ちは強まるばかりでした。その絶対に助産師になるという意思があったから、私は受験を乗り越えることが出来たのだと思います。

 進学する獨協医科大学では看護師、助産師、保健師と3つの資格取得を目指すことができ、私は全ての資格を取得したいと考えています。それらには国家試験があるため、大学合格はやっとスタート地点という所です。


 これから先、今よりももっと辛いことや苦しい事がたくさんあると思いますが、小学生の頃からの夢を叶えるために意志を大切にして頑張っていきたいです。

 最後になりますが、飲み込みが悪い私にも丁寧にご指導していただいたり、いつも気にかけ、励ましてくださった田口先生や鈴木先生をはじめとする學至会の先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

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講師のコメント

最終的にすべての資格を取得できる大学に入学できて良かったです。小さい頃からの夢を是非実現して下さいね。(田口)

磨かれた書く力はこれからの人生できっと役に立ちます。安心して身を任せられる助産師になることを楽しみにしています。(鈴木俊之)

2021 獨協医科大学
2019順天堂1

2019 順天堂大学(医学部医学科)Tさん

 

 順天堂大学医学部医学科に合格しました。(私は、センター独自併用方式で合格しました。受験において、志望する大学について詳しく調べることは非常に重要だと思います。なぜなら、今では同じ大学、同じ学部学科でさえ複数の受験方式が存在するからです。)

 

  塾では、国語と数学を習いました。高2の秋ごろから国語を習い始めたと思います。主に古典文法や句形の解説とセンター演習、長文要約の添削をしていただきました。先生の教え方が自分にとても合っていたので、スムーズに学習を進めることができ、マーク模試では6割に届かないことが多かった国語が、センター試験本番では9割を超えました。

 

 国語が高3の夏頃にほぼ完成したため、そこからは理系科目、数学と化学を塾で習いました。個別指導であることを最大限に生かして、学校で習っていない範囲の予習、模試の復習、わからなかった問題の解説、苦手分野の集中的な演習など、柔軟に対応していただきました。結果として、化学も得意科目と言えるレベルまで成長でき、苦手としていた数学も受験期間いっぱい伸ばしきることができました。

 

 そのほかにも、試験を受ける際の心得を教えていただいたり、進路相談にも乗っていただいたり、精神面のサポートも心強かったです。本当にありがとうございました。

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講師のコメント

習熟の速度は、誰よりも早かったです。落ち着いた言動の奥に宿る情熱が印象的でした。              (鈴木俊之)

​理系科目への苦手意識もどんどん克服していく姿がとてもたくましく感じました。(河野)

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2019 順天堂大学(医学部医学科)Sさん

 

 私は高校3年の6月から先生方にお世話になり、順天堂大学、日本医科大学、昭和大学の医学部医学科に合格することができました。


 初めは文系教科が苦手だったので、英語を菅野先生に、国語を鈴木先生に教わっていました。英語は基本的な文法から、長文も難易度を徐々にあげながら教えていただき、力を伸ばすことができました。国語は古典の文法の大切さや選択肢を選ぶコツなど、勉強法の意識から変わり、苦手と感じなくなりました。


 秋頃にはセンター試験や二次試験に向け、鈴木先生から倫理政経を、河野先生から理系教科を新たに習い始めました。社会に関することが丸っきりわからず右往左往していましたが、ユーモアも交えながらわかりやすく教えていただきました。また理系教科全般と大雑把な要望も聞いてくださり、数学物理化学全ての力に磨きをかけることがてきました。


 更には夏休みや冬休みに行われた講義や、自習中に声をかけてくださった先生方にも支えられてきました。各教科の指導だけでなく、試験に向けた心構えを教えて下さったり、普段の勉強への姿勢にお褒めの言葉や何気ないエールを下さったりと、満足いく受験生活を送れたと思います。本当にありがとうございました。

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講師のコメント

誰からも好かれる度量の大きさは、あなたの大きな強みです。いい医者になってね。

                   (鈴木俊之)

学問やゲームだけでなくそれ以外も、大学生活を後悔しないものにしてください。(河野)

​持ち前のその能力を社会に思いっきり還元してくれることを期待してます。(菅野)

2018 自治医科大学(医学部医学科)Hさん

 

Q 受験に当たって苦労したことはありましたか?

A 直前期にはとても緊張し、​精神的に不安定になったことです。何度か受験に失敗していたので、不安もありましたし、寝付きが悪いようなこともありました。

Q 受験を乗り切るコツのようなものはありましたか?

A 学習を楽しんだことです。僕の場合は英語が楽しくて、それをよりどころに他の科目の学習を行っていたところがありました。他の科目の学習で苦しくなったとき、英語で息抜きする感覚でした。

Q どのように英語学習を楽しんでいましたか?

​A 僕は時間を要するような読書はあまりしないのですが、学習の課題として提供される英文は手頃な分量ですし、異文化や様々な考え方に触れられる非常に良い機会となっていました。英語の勉強と言うよりは、内容を楽しむことにスポットが当たっていたのだと思います。

Q 自治医科大学の素晴らしいところを教えて下さい

A 学費面はもちろんのことですが、寮に自習室が完備されており、いつでも質問ができるよう先生が待機して下さいます。国家試験に向けては6年生専用の自習室も準備されており、万全の体制で学生の学習をフォローしていただけます。

Q 後輩に向けてメッセージはありますか?

A 以前高校3年の頃、受験に向かう意識が低すぎると言われたことがありました。医学部受験を終えた今となってみれば、本当にそうだったと思います。当時は厳しく感じた先生の言葉も、本当の意味での医学部受験を知っているからこそだったんだと理解しました。皆さんも、本気で受験と向き合って、一日でも早くロケットスタートを切って欲しいと思います。

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講師のコメント

 

心構えの話をするときには少し厳しすぎるかと思うこともありましたが、医師という職業を目指すからには覚悟が必要だと思います。合格後にお話ししたとき、受験時のプレッシャーに勝てないようでは人の生死を扱うプレッシャーには勝てない、などと偉そうなことを言いましたが、はるかに気楽な生き方しかしてこなかった私などには本当の意味では解っていないのだと思います。H君ならそれに打ち勝てると確信しております。本当におめでとう! (河野)

2018 自治医科大学

2018 岩手医科大学(医学部医学科)Nさん

 

私の医学部受験について書きたいと思います。


私は公募推薦入試を受験し、合格することができました。これは先生方のおかげだと思います。私は理数系科目に不安があったので、2年の冬から塾での勉強を始めました。


数学と化学を河野先生に教わりました。問題のポイントや解法テクニックなどを解りやすく解説していただきました。自分が問題を解いていく中で、とても役立ちました。また、解らない問題についても丁寧に教えていただき、疑問を解消しながら勉強できました。


定期テスト前に物理で行き詰っていたところも教えていただき、本当に良かったです。


受験までは不安が多く、心穏やかでない時がありました。先生方をはじめとする多くの方々の支えがあったからこそ合格できたと思います。本当にありがとうございました。

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講師のコメント

 

Nさん、第一志望合格、本当に本当におめでとうございます。(私のような無粋おじさんには全く素質がありませんが)Mさんなら患者さんに寄り添い、繊細な気持ちを汲み取って、きめ細やかな心遣いのできる医療人になれるはず。希望する道をどんどん進んで、最良の人生を送られることを心からお祈りしております。(河野)

2018岩手医科
2017 北里大学

2017 北里大学(医学部医学科)Sさん

 

 理数系は河野先生に教わりました。先生と出会うまでは、数学は暗記するものだと思い込んでいました。しかしその考えは全くの大間違いでした。

 一番最初の授業は今でもよく覚えていて、「定義」「定理」「公式」「法則」とは何かと言うことでした。それまで暗記に頼っていた私は、もちろん答えられませんでした。その後、「定理や公式の導出ができるのは当然のこと」と言われ、教科書にある定理や公式を片っ端から証明していきました。それだけで数学に対する考え方が大きく変わり、楽しくなりました。しかし、その段階ではまだ得点力は伸びません。

 一通り証明し尽くし、問題演習に入ってからその努力が実り始めました。簡単な問題でも、これは手がつけられないと思われるほど難しい問題でも、そこには必ず定義/定理という基礎が隠れています。「基礎が大事」という話をよく耳にしますが、「一体基礎って何なのだろう?」と思っている人は多いはずです。

 数学の基礎とはまさに、最初に挙げたものです。その隠れた基礎を知った私は、様々な視点から問題を理解できるようになり、常に上位の成績を収め、合格の切符を勝ち取ることができました。

 国語・小論文は鈴木(俊)先生に見て頂きました。私は国語が苦手で、自分が日本人ではないのでは、と疑いたくなることもしばしばありました。

 たくさん本を読めば得意になる、というのはウソだと私は信じています。少なくとも、

    「本をたくさん読む人」=「国語が得意」

とはいえない、という意味において、です。ただ漫然と読むのではなく何をどう考えながら読み進めるべきなのか、問題を解く作業の本質は何なのか。その方法論を聞くことで、国語という学問について抱えていた疑問や不明点が徐々に無くなっていくのを感じました。

 

 機も熟した頃合いで小論文の勉強をスタートしました。細かな指導のおかげで、万全な準備ができ、本番では自分でも完璧と言える出来映えで合格することができました。

​學至会は「なぜ」を必ず解決へ導いてくれます!

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講師のコメント

 

R君、第一志望突破、お見事でした! 打てば響く、センスを感じる教え子の一人でした。僕の持てる能力を最大限引き出してくれる質問の質、突っ込みの鋭さはピカイチでした。毎回の授業が僕にとっても勝負、大げさに言えばヒリヒリするような感覚を味わわせてもらい、とても楽しい授業でした。

 ただ、医学の道はセンスだけではやっていけない世界で、不断の努力が欠かせないと思います。これからが人生の本番、「努力を惜しまないセンス」をさらに磨いて、大きな人間・素晴らしい医師になってくれると信じています。

(河野)

​ 国語については、指導を始めた当初は、問題だらけの生徒でした(笑)。語彙が少なく、言語化することも苦手で、初めて文章を書かせたときには石像のように固まったままでした。

 評論では、作者の言いたいことは何か、そして作者がどのように論理展開しているのか、毎回、問題を解くたびに説明してもらうことで読解力の向上を図りました。加えて、様々なテーマで小論文を書くことでぐっと言語に対する感度が上がったように感じました。これからも患者さんのために、適切であたたかい言葉選びのできる医師になってください。

(鈴木)

2017 埼玉医科大学(医学部医学科)Sさん

 

私の医学部受験について書きたいと思います。(正直、今年合格体験記を書くことになるとは全く想像していませんでした)

 

その一つ目が河野先生の化学の授業です。2年生の時の絶望的な成績をきっかけに授業をお願いしたのですが、最初の授業で「一年で間に合わせる」といわれました。化学基礎から勉強し直し、有機・高分子までの全範囲の学習を週1回の個別授業と集団授業で網羅しました。そして、本当にたった一年で医学部合格レベルまで私の成績を伸ばしてくれたのです。

数学も週1回ペースの個別指導と集団授業で教わりました。自分では得意だと思っていた教科でしたが、最も大切な公式や定義の本質的な理解が欠けていることに気付かせてくれました。口の悪い(w)河野先生に「こんなの当たり前じゃん」と言われたこと数知れず、正直内心穏やかでないこともありましたが、その悔しさがモチベーション維持に繋がっていたのだと今では思います。

英語は田口先生に教えて頂きました。私が苦手な問題形式を把握し、効率的な授業で確実な実力を身に付けることができました。田口先生は志望校や成績についてとても親身に相談に乗ってくれました。励ましてくれたり解決法を考えてくれたりして、私の受験勉強の大きな支えになりました。

小論文対策・面接練習をしてくれたのは鈴木先生です。何度も練習し添削を繰り返すことで実力をつけるとともに自信にも繋がりました。面接で自分らしさを出して試験官に興味を持たせる方法や、笑いをとれる話も考え、準備万端といえるまで練習につきあって頂きました。本番でも緊張することなく、面接に臨むことができました。

​私が現役で医学部に合格できたのは間違いなく先生方の支えがあったからです。これからも努力を忘れず、立派な医師になりたいと思います。先生方、本当にありがとうございました。

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講師のコメント

 

 M君、医学部合格おめでとうございます。本当に良かったですね。

私はあなたのお母様、お兄さんそしておなたと3人に受験に関わってきましたが、最後に予定通り医学部に合格させることができてとても感慨深い思いがします。去年の今頃、医学部が自分の第一志望なのか悩んでいましたね。私は、とにかく「入ってから考えればいい。やってみたら」としか言いませんでしたが、それからのあなたは前進あるのみ!でした。私は英語を担当しましたが、私立医学部と決めてからは、二人でどう回答したら点数につながるのか?どの問題から解いたら効率よく解けるか、など考えたことが楽しい思い出となっております。とてもすなおに意見を聞く姿勢は、将来良き医療人になる要素だと確信しています。これからのご活躍を期待しております。 (田口)

 M君、おめでとう!最初は小論文の論理構成に苦しんでいましたが、回数を重ねるごとにメキメキと力をつけていくのがわかりました。面接練習では、教室で一緒になってネタ作りをしたことがよい思い出です。努力し続ける力、チャンスをつかみ取る力は素晴らしいと思います。​人間的魅力溢れる医師になってくれると信じています。 (鈴木)

 おめでとうございます。口の悪い河野です(w)。自分に欠けている部分に真摯に向き合うことは精神力を消耗する作業ですが、めげることなく立ち向かう姿勢はとても素晴らしかったと思います。今後医学生として、そして医師としてやり遂げなければならないことは沢山あると思いますが、M君ならきっとできるはず。

 今度は大学の数学の予習をスタートすることになりましたね。難易度は入試を上回りますので、楽しみにしておいて下さい。手ぐすね引いて待ってます。 (河野)

2017 埼玉医科大学
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