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指導事例

Case Study

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大学受験指導
學至会にしかできないハイレベル​で細やかな
大学受験指導のケーススタディー

幼児教育から大学入学後の予習まで、生徒さんたちに最適な道標を示し続けていくことこそ、學至会の真骨頂です。生徒指導の総仕上げに近い大学進学指導について、どのようなアプローチで指導を行うのか、他塾との違いがなんなのか、紹介してみたいと思います。

​學至会の実践 

 

 

 

X君の事例 獨協医科大学へ進学 

 はじめてX君との授業を行った時のことは、いい意味でも悪い意味でも忘れられません。あなたに私を教える能力はあるのか、と言う意味のことを、かなりマイルドな表現ではありましたが、ストレートに質問されたのです。たっぷりとした疑いの視線をトッピングして。

 これだけのことを言うからには、実力に裏打ちされた自信があるわけで、講師側の立場からすれば正直頼もしいことこの上ありません。しかし隙を見せたら終わりという緊張感の必要な生徒でもあるわけで、初めて対峙するタイプの生徒だけに、楽しみでもありました。

 実際彼の学力はかなりいいレベルを保っていました。現役での医学部進学が目標ラインでしたが、理系科目の苦手とする単元を克服しさえすれば合格できそうな状況でした。

 それでも、始めたタイミングから見て日程的にはギリギリ、物理、化学、数学全てに対応するには厳しいと言わざるを得ませんでした。しかし、進めるにつれて信頼感を増し、割と素直に私の言葉に耳を傾けるようになってくれたX君は、たてた計画をしっかりと実行し、徐々に苦手部分を克服していってくれました。

 結局彼は複数の医学部医学科への合格を果たし、獨協医科大学への進学を選択しました。現在は医師として活躍しています。

Mさんの事例 慶應義塾大学へ進学
 

 英文の構造の話をすると露骨に嫌な顔をする。英文は読めるが、細部を文法的に問われるとよくわからない。


 Mさんはコツコツ優等生タイプの生徒ではありませんでした。論理的思考の積み重ねという点で弱点はあるものの、瞬発的思考力、大胆な発想力、創造性は際立っていました。


 緻密な読解が求められる慶応の英文をどのように教えていこうかと考えた結果、一般に使われている文法用語ではなく、彼女の言葉にアンテナを合わせようと決めました。英語の基本中の基本である5文型の一般的な理解を経ぬまま、慶応に合格した初めての(そしておそらく最後の)生徒でした。


一人一人の個性に合わせた指導の真価を発揮できた事例であったと思います。

​(合格体験記はこちら)

Sさんの事例 上智大学へ進学

 部活最優先の生活を送っていたSさんは、非常に成績優秀で、常に上位の成績を取り続けていました。成績を維持するための努力は当然必要で、通学の行き帰りの時間で英単語の学習を進めるなど、少しの時間も無駄にできないような高校生活を送っていました。

 文系志望の彼女に回数は少ないながら継続的に数学の指導を続けたのは、国公立に対する力をしっかりとつけ選択肢を狭めないようにするという意味もありましたが、どちらかというと地頭を鍛える感覚の方が強かったように思います。

 3年生の秋になって受験が目前に迫ると、不安が大きくなったのだろうか、私は本当に受かるのでしょうか、などと急に泣き出してしまうようなこともありました。学力的には突き抜けている生徒でも、直前期にはこういった気持ちになることがあり、そのケアに重点を置くことも多いのです。

 ​彼女の場合も、カウンセリングのノウハウを勉強し、精神的なバックアップに力を注ぎました。特に個別指導というスタイルの指導では、このようなケアが重要になってくることが多いと考えています。

 彼女は無事センター試験を(数学はやや物足りなかったが。。。)乗り切り、いくつかの私立大と東京外語大に合格し、上智大学への進学を選択しました。

Yさんの場合(横浜国立大学に進学)

 

 

  中学2年生から指導を開始。元々はそれほど勉強量の多いタイプではなく、文章読解力などそれまでに培われていた土台を活かし、要領で乗り切ってきたという印象でした。新教研テストの点数も本人の実力を考えると少々物足りないものであり、毎回テスト結果が返却されるたびにどれだけ点数の取りこぼしをしているのかの確認をするのが恒例となっていました。

 

  高校受験時には当初その時点での実力から無理のない志望校を目指していましたが、少し高めに目標を設定してからは、明らかに勉強に対する姿勢が変わりました。勉強量と共に内容に関する質問なども増え、毎月の新教研テストの点数にも反映されることで少しずつ自信を持てるようになりました。こちらとしても十分合格圏内と判断したが、直前の新教研テストで点数を下げてしまい、精神面での自信を取り戻せないまま本番を迎え、第1志望校での結果を出すことは出来ませんでした。

 

  本来あまり自分に自信があるタイプには見えなかったため、高校入試で結果を出せなかったという事実をどう受け止めるのか非常に心配しましたが、本人は気持ちを切り替えて大学入試こそ第1志望を達成するという強い意志を示してくれました。それからはその強い意志が揺らぐこともなく、高校1年時から学校の授業の予習・復習をベースとした学習に加えて、こちら側が提示したテキストを自主的に進め着実に力を伸ばしていってくれました。

 

  特に最も効果を発揮したと思われるのは、早い段階から本人に英語における英文解釈力の重要性を認識してもらったことでした。1文が正確に読めない状態で、その集合体である長文読解が上手くいくはずがないという当たり前の前提を基に、文構造の把握を常に念頭に置きながら勉強している姿を今も鮮明に記憶しています。

 

  もちろん英語以外の科目にも同様の努力があったからですが、センター試験の得点も目標を大きく上回り、無事第1志望の横浜国立大学に合格を果たしました。合格後に本人が見せてくれた満面の笑顔がとても印象的でした。

M君の場合 神奈川大学に進学

 

 

  サッカー少年だったM君の指導を開始したのは小学校の中学年から。小学生時代は主に算数を学習していたが、当時からケアレスミスが少なくなく彼の本来の実力を発揮しきれていない印象がありました。

 

 中学生からは数学に加えて英語の指導も始まりました。本来とても真面目な性格なので授業中も集中して指導を受け、少しずつではあるものの着実な進歩を見せていました。学校の定期テストや新教研テストでは常に平均点を超えるぐらいの成績を収めてはいましたが、やはり彼の実力を正確に反映しているとは言えず、本人はもちろん指導側としても歯痒い思いは否めませんでした。

 

  その原因として考えられるのは、以前から見られたケアレスミスの多さと極度に緊張しやすい性格でした。学校の定期テスト前日でさえ、こちらも驚くほど緊張するというケースを何度も目にしました。

 そこで、普段から意識してもらったことは「緊張しないようにするのではなく、緊張することを前提とした上でそういう状態でも取るべき問題を正解できるようにする」ということでした。そのため、問題に取り組んだ後で解答の際にどこまで出来れば良かったのかを線引きし、基本レベル・標準レベルの問題演習を数多く行いました。

 

 高校入試では本番当日に不運としか言えないアクシデントに遭遇してしまい、本命合格とはなりませんでしたが、大学入試で挽回するという強い意志のもと高校進学後も粘り強く学習を継続してくれました。

 

  中学時と同様の心構えを意識しつつ、英語では文法や構文といった基本をしっかり固めた上で、英文解釈で総合的な力を養成できたことで本人も次第に自信を持てるようになりました。英語という入試科目の柱が安定したこともあり、志望していた神奈川大学文系学部に無事現役合格を果たしました。

X君の事例 東北大学へ進学

 お父さんが東北大学の歯学部のご出身であったことから、東北大学以外の歯学部に行くなら家を継がなくていいと言われてきたというX君にとって、歯学の道に進むならば他の選択肢はないと言ってよい状況でした。

 部活の主将を務めながら校内でトップクラスの成績を維持し続けてきた彼にとって、チャンスを広げるという意味でも、自己推薦での東北大入試チャレンジは当然の選択肢でした。

 

 面接の練習などの推薦入試対策はもちろん重要でしたが、センター試験での得点力も重視される選抜方式であったため、塾での講義ではセンター対策を中心とする授業を行いました。特に物理に関しては基本ができておらず、一つ一つの定義を整理するところから始めざるを得ませんでした。

 

 後で本人に聞いた話では、夏休み終了後から始まった指導なのに、このタイミングでこんなことをやっていて本当に間に合うのか、と不安に思っていたそうです。しかし、彼の姉も指導していた実績から私のことを信頼し、とにかくやってみようと思ってくれていました。

 最終的に彼は成し遂げました。基礎からの積み上げこそが理系科目の唯一に近い攻略法であることを証明してくれたのだと、私は思っています。