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学習のヒント

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学習のヒント

具体例と実践

学習塾なんてどこも同じでしょ。

だって学習指導要領は全国一律だし、

学習内容も立ち向かうテストも同じなんだから。

そう思ってはいませんか?

 

とある塾の代表者は臆面も無く、

「我々は毎年同じ話をすることで金を稼いでいる」

などと語っていたのを思い出します。

レベルの低い講師の集団なら、

それしか出来ないのでしょう。

 

違うのです。

それではいけないのです。

 

學至会は、多くの生徒に共通する

普通のノウハウは、わざわざ個別指導の

貴重な時間を利用するのではなく、

惜しみなくホームページ内や塾内部の

資料として公開して提供します。

 

その先にあるもの、

個別授業でしか到達し得ない

それぞれに異なる問題点に特化すること。

 

これこそが個別指導に望まれることであると

我々は信じているのです。

科学的根拠に基づく高効率な学習法5選

「大量の宿題を埋めることができたので、今日は頑張った!」

「きれいにノートを作ることなら誰にも負けない」

「大事なところ・テストに出やすいところに完璧にマーカーラインを引いた」

やった気になるだけ。

勉強している気分になるだけ。

単なる作業を行っているだけ。

 

端から見ていると、これらの”勉強もどき”で満足してしまっている生徒さんがなんと多いことか。学校がそれを推奨しているような場合も散見されます。

根性論とか、愚直な努力を美徳とする文化。学業だけで無く、スポーツの世界でも科学的に効率のいいとされるトレーニング法を無視して、

「とにかく走れ」

「怪我をする奴は走り込みが足りない」

なんてことを平気でのたまう老害が未だにいて、不幸にも選手寿命を縮めてしまう選手がいることも事実です。

他にも様々な分野でこういった「文化」が根強く残っているように感じます。もちろん経験がものをいう世界というのはたくさんあるのも事実ではあります。しかし、無駄なことに時間を費やすのは、特に限られた時間しか無い受験生にとっては人生を左右する大問題です。真面目で素直な生徒さんほど、こういった旧来の価値感にとらわれていることが多いように感じます。

 

今の若者は聡明ですね。タイパという言葉が流行るくらいですから。合理主義、といってもよいと思いますが、やはり古典的学習法からの脱却を図ることは、効率を最大化するためには必須なのでは無いでしょうか。

科学的知見に基づき、無駄な時間を削減していきましょう。認知科学を駆使すれば、自ずと正しい学習法が浮かび上がってくるのです。

あなたが勉強する目的は

「言われたとおりに努力している、と先生に認められる」 ことですか?

親に怒られないように勉強している風に繕う」 ことですか?

「自分が納得できるくらい学習に時間をかける」 ことですか?

​違うはずです。理解し、身につけ、使いこなし、受験や資格試験や将来の自分の仕事や生活や、そういったものに活かせる学問を身にしみこませて獲得する事なのではないでしょうか。そのためには、できるだけ効率よくいこうじゃありませんか!

学んだ内容を「思い出して(アクティブリコール)」、「時間を空けて復習し(分散学習)」、「なぜ?と問いかけ(精緻化質問)」、「自分に説明し(自己説明)」、「関連分野を混ぜて(インターリービング)」学ぶことで、記憶の定着と深い理解が劇的に向上すると証明されています。 

1. アクティブリコール (Active Recall)

  • 概要: 覚えた知識を能動的に思い出すプロセス。

  • 効果: 「思い出そうとする」努力が記憶を強固にする。

  • 実践法: 教科書を隠して内容を説明する、テスト形式で問題を解く、単語カードの活用。

2. 分散学習 (Spaced Repetition)

  • 概要: 時間を空けて復習を繰り返す学習法。

  • 効果: 忘却曲線に抗い、長期記憶として定着させる。

  • 実践法: 学んだ直後、1日後、3日後、1週間後と間隔を空けて復習する。

​あわせて読みたい→エビングハウスの忘却曲線

3. 精緻化質問 (Elaborative Interrogation)

  • 概要: 学んだ内容に対して「なぜそうなるのか?」と問いを立てる方法。

  • 効果: 知識の「意味」を深く理解し、既存の知識と結びつける。

  • 実践法: 学習した原理・法則に対して「なぜ?」を繰り返す。 

4. 自己説明 (Self-Explanation)

  • 概要: 精緻化質問の発展形で、学んだ内容を自分の言葉で説明すること。

  • 効果: 理解の穴を見つけ、知識を整理・構築できる。

  • 実践法: 勉強した内容をホワイトボードや紙に書き出したり、誰かに教えるように話す。 

5. インターリービング (Interleaving)

  • 概要: 似ているが異なる分野(例:数学の図形と計算、英単語と文法)を交互に混ぜて学習する。

  • 効果: 集中力が持続し、問題の判別能力や応用力が向上する。

  • 実践法: 1時間同じ問題を解くのではなく、数問ごとに異なる種類の問題に切り替える。 

これらの手法を組み合わせることで、受動的な学習(単に再読を繰り返す、重要ポイントにマーカーを引く、きれいなノート作りに執着する、与えられた膨大な宿題をただこなすetc...)よりもはるかに効率良く学習することが可能になるのです。 

中高生 数学や理科でミスを防ぐには

 ミスには様々な原因があります。どのようにしてミスを減らしていくことが出来るのか、學至会で実践している指導の一例をご紹介いたします。原因として考えられることとして、次のような事が挙げられます(ごく一部ですが)

 

・字が小さい

老眼の始まった我々講師陣にはなかなか厳しいサイズの文字を書く生徒がいます(特に女子に多く見受けられます)。見間違いの温床となるばかりでなくごちゃついた印象のノートは復習意欲を削ぐ原因ともなります。

 

これで解決→ とにかく「字が小さい、見えない、おじいさんにも優しい文字を書いてくれ」と懇願し続けます。時間がかかる生徒も多いですが、根気強くお願いし続けるしかありません。一度大きめの文字で成功体験を味わってもらえると、以後修正されることが多くなります。

 

・罫線にとらわれて一行の中に無理矢理納めようとする

几帳面な生徒ほどきれいに書こうとして罫線の枠にこだわる傾向があります。特に分数計算を一行に入れ込むと、文字が小さくなり、ごちゃごちゃしてしまって見間違いや書き写しミスなどが多発するようになります。

 

これで解決→ 枠にとらわれない大きな人間になれ、などと諭します。罫線の入っていないノートやコピー用紙などを使って計算する習慣をつけるのも一つの方法です。これも改善に時間のかかる場合が多い事例です。

・行間/字間を空けず、びっちりと書き込む

小中学校の自習ノートの評価基準に、びっちりと書いてある・隙間が少ない方がよい、というものがあるようです。これに慣れ親しんだ生徒が多いためなのか、数式の計算などをびっちりと書いてしまっている状況によく出くわします。符号のミスはここに起因する場合が非常に多く、是非とも直さねばならない癖の一つです。

これで解決→ 多項式の場合、項と項の間や等号の前後、符号の前後に隙間を空けること、等式変型の場合は等号の位置をそろえて次行、次行へと移っていく訓練をします。同時に、教科書や参考書などを見せ、どのように書いてあるのかをしっかりと認識させ、なぜそのような書き方をしているのかを考えてもらいます。自分のノートとどちらが見やすいかを比べてもらうのもよく使う手です。

・字が汚い

基本的に勉強を面倒くさいと思っている生徒は、字を余りきれいに書かない傾向があります。自分が読み間違えるような字を書く生徒が多いのも事実。

 

これで解決→ 丁寧な文字を書くのは、見てもらう人(特にテストの採点者)に対する最低限のマナーであることを認識させ、徹底的に注意します。過去の例として、字をきれいに書くように気をつけるだけで、劇的に成績の上がった生徒がいることなどを伝え、丁寧に書くメリットを理解してもらいます。

字が汚いのとは少し違いますが、高校で初めて習うギリシャ文字を普通のアルファベットと混同しているのを見かけます。特にα(アルファ)とa、β(ベータ)とbなどはいつの間にかごちゃ混ぜになっていた、ということが良くあります。ω(オメガ)とwなどはよほど気をつけない限り間違える可能性大です。αやβは書き順を意識すると混同しにくくなります。αは右上から書き始め、βは左下から書き始めます。両方一筆書きで折り返したりしません。あなたの書き順、間違っていませんか?

・定規を使う

基本的にグラフを描いたり図形問題を解いたりするときに、定規を使う生徒が多くいます。中にはコンパスやテンプレート定規などを使う生徒もいます。一見きれいなノートができあがりますが。。。

 

これで解決→ テストでは定規コンパスは使えないことを心得よ。フリーハンドでグラフや図形を描けるようにしておかないと、テストで困ることになります。普段からフリーハンドで描く訓練をしておかないと、テストの時にだけ描くのは不可能です。

 

あと、最近の良く出来たノートでは、ノートに目盛りのようなものがついていて、それを使って図やグラフを描く例も多く見受けられます。完全白紙の状態からでも書けるよう、意識しておかないと一度ついた癖はなかなか直らなくなります。あなたの目的はきれいなノートを作って満足することですか? それとも、どんな状況でもきれいに図示できてテストで困らないような描画力を身につけることですか?

 

この話がどのようなミス防止策と絡むのか。実はきれいな図が書ければ、大体の座標や長さや面積や、そういったものの想像がつくようになるのです。

 

・三角形が描けない

「△ABCにおいて…」という始まりの問題を解くときに、問題文中に図形が描かれていなければ自分で描くしかありません。ところがこのとき、正三角形や二等辺三角形しか描けない生徒を非常に多く目にします。対称性があることが明示されている場合を除いて、なるべく非対称な三角形を描かないと、条件に示されていない辺の長さや角の大きさを等しいと勘違いすることがよくあります。

 

これで解決→ 三角形に限らず、きれいに図やグラフが描けない人の特徴として、小さく描こうとする傾向があります。小さい絵は描きにくいものです。はじめは不要なプリントの裏紙などを利用して、大きく描くようにして練習を重ねるときれいに描けるようになります。徐々に小さくするようにすれば、テストの解答用紙に収まるサイズになります。(ただし小さすぎは禁物)

 

また、はじめ対称な図形を描いてそこからずらしていくのも一案です。3辺の長さが与えられている場合など、小中学校流の図示の仕方が有効になる場合も多いので、復習しておくとよいでしょう。

 

・理解度不足

初歩的には移項、符号変換、不等号の向き、高校レベルでは指数対数・三角関数などの関数計算で、「多分こうだった/これでいいんだっけ」とウロ覚えの丸暗記自己流計算ルールで計算してしまうパターンもよく見受けられます。本人にとっては計算ミスと理解度不足の切り分けが出来ていないのかもしれません。暗記式学習法の弊害の最たるものであるといえます。

 

これで解決→ なぜそのようなルールに基づいて計算するのかを理解すること、その根本に戻らざるを得ません。放置すると致命的な弱点になることも多く、常になぜそのように計算するのかを考えられるようにしておくことも重要です。

 

また検算として、簡単な数値を代入して正しいかどうかを確かめる習慣をつけておくことも大切です。受験まで時間が無い場合は本質の理解まで到達する余裕がないことも多いものです。そんな時は数値代入による簡単な確認作業を身につけさせます。雑なやり方をしていても、反例(それが間違えであることを見抜く例)は比較的簡単に見つかります。

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・検算しない

検算が嫌いだという生徒は非常に多くいます。何を隠そう筆者も大嫌いでした(面倒くさい!)。それでも小中学校(高校受験)までは乗り切れてしまうことも多いようです。算数や数学で90点以下など取ったことがない、自分は計算が得意だから大丈夫だ、と思ってしまうのも無理ないのかもしれません。ところが大学受験勉強が佳境に入り、数Ⅲの積分あたりにさしかかると、何度やっても正解にたどり着けないというようなことが良くあります。

 

これで解決→ こまめな検算が功を奏します。最後までやりきってから検算をやり始めて最初の方にミスが見つかると、ほぼ始めから全部やり直し、となってしまいます(この経験をしたことがある人はとても多いはず!)。こまめに検算すること(3行進む毎に検算する、といったペース)で、この不利益を回避することが出来ます。

 

検算は時間の無駄だと思っている人が多いようですが、実は大いなる時間の節約になるんだ、ということが認識できないと実行できないかもしれませんが。このあたりは経験なのでしょうね。

 

また、検算には様々なノウハウがあります。テストの時だけ検算する、というのはいかがなものかと思います。普段から検算する習慣を身につけ、自分のミスパターンや効率の良い検算法を習得しておくことも大切です。場合の数や確率・数列・整数問題ではn=1,2,3を代入してみる、余事象を加えて1になるかのチェック、積分のチェックには微分、などなど。

 

・感覚的に的外れな答になっていないか

後から考えると、そりゃこんな答えになるわけ無いよなぁ、と思えるような答えを平然と書き記してバッテンをもらう、というような経験は誰しもあるはずです。

 

これで解決→ 感覚的に、あるいは図表やグラフを利用たり数字を丸めて計算を簡略化したりして、大まかにこれくらいの答えになるんじゃないか、という当たりをつけておくと、大間違いを回避できます。たとえば(数字を丸めるというのは)。。。5.8×0.32÷2.9ならば、大雑把に言うと6×0.3÷3=0.6くらいになるはず。答えの桁が違ってしまっていたり、大幅にずれていたりしたら、間違いを疑うことができます。

 

図示が丁寧に出来ていれば、おおよその面積や長さの見当はつくものです。面積が思ったよりも大きすぎたり小さすぎたり、長さが長すぎたり短すぎたり負になったり、感覚と一致しない解答は疑うべきです。

 

このようにして疑わしい解答を見つけることが出来れば、検算リソース(時間や体力、精神力など)をそういった問題に集中できるのです。

 

また、あり得ない数値かどうかのチェックなども有効。例えば確率が1を越えたり負になることもないし、三角比(sinとcos)の値は-1~1の範囲に収まらなければならない。対数の底や真数は負にはならない、など。

 

・暗算の多用

こんな途中計算、書かなくても判るわい!と面倒な途中計算を書き込まず、半分暗算で答えを出す。終わったところで丸付けしたらあれれっ、間違いだらけだった。。。

 

これで解決→ 飛ばさずに途中の計算式を書きなさい。これは学校の先生を始め、多くの人が一番口酸っぱく話すミス防止法なのではないでしょうか。高校入試までは(超難関校を除き)飛ばさずにきちんと式変形していっても時間は足ります。とにかく面倒くさがりの人に多いミスです。成功体験を積んで途中計算を書き込むことが有効であると自分自身で納得すること以外に修正が難しいかもしれません。

 

大学入試(特に難関大)ではいちいち途中計算を書き込んでいては間に合わないこともあり、飛ばせるところは全部飛ばせ、という指導をすることもあります。この時に重要になるのが、いかに楽な計算に持ち込むかを常に考えて、そのまま面倒な計算しないこと、楽に計算できるよう工夫する努力を惜しまないことです。簡単な計算なら、ミスはしにくいのです。

 

有効な工夫の例としては、以下のものなどがあります

*因数分解の利用 

  →公式利用というよりは、共通因数をくくり出す最低限の因数分解を行うだけでも効果は絶大

*約分の活用 

  →約分できるところは全部約分してから計算する。分数でなくても、方程式ならば両辺に同じ係数があるときには約分!

*小数や分数の除外

 →分数なら分母を払え、小数なら10倍していけばそのうち小数点が消える。とにかく整数計算に直す

*代表的な数値の暗記 

  →累乗、階乗、平方根の値、分母の有理化、平方根の簡単化など。

 

・問題を読まない、確認しない

指定されている条件の読み飛ばし、題意を把握せず、要求されている解答と違う答えを求めてしまう、など、経験ありませんか? また、問題(特に数式)の書き写しミスも多い! 問題を書き写し間違えたら、それ以降のどんな努力も時間も丸無駄になります。これも非常に多いミスの一つなのです。

 

これで解決→ まずは書き写した終わったら、その時点で一度確認する習慣を付けましょう。そしてとにかく問題をよく読め、何度も読め、繰り返し読め、そして最後にもう一度読め!!です。生徒の目線を追っていると、問題文を読むのは一度きりで、そのあとは解答用紙の方しか見ない、という生徒が多いように感じます。

 

ちょこちょこ戻って題意を確認しながら進めること。解き終わったら、それでいいんだよね、と最後にもう一度確認する習慣をつけるのが筆者流です。このような読み逃しや読み違えを入試本番でやらかしてしまっては、それまでの数年間の努力を棒に振ることになるかもしれません。その愚かさを認識するべきです。

 

その他似たようなミスに以下のようなものがあります。

*解答欄間違い    →試験終了10分前に必ずチェック。終了間際では間に合わないことも。合わせて、氏名や受験番号、選択科目マークなどのチェックも。

*問題選択ミス    →数ⅠAを解かねばならないのに、数Ⅰをやってしまった。。。というようなことのないよう。

 

・式の計算と方程式の区別がついていない

方程式を解け、という問題と、次の式を計算せよ、という問題の区別がつかず、ごちゃ混ぜにして計算してしまう例をよく見かけます。相違点をきちんと理解しておくことが重要です。方程式は必ず、「○○=××」という形になっています。式の計算は「○○=」という問題に形になっています。

方程式を解く際に有効なテクニックで、次のようなものがあります。

(x/3)+(3x/4)=1 を解け

という問題で、分数計算を愚直に行う必要はありません。この両辺を12倍して、

4x+9x=12

13x=12

x=12/13

0.23x-0.08x=0.75 を解け 

という問題でも同じで、面倒な小数計算から逃げるためにこの両辺を100倍して、

23x-8x=75

15x=75

x=5

とすれば楽なわけです。面倒な分数/小数計算から抜け出せるのですが、これは、“両辺”を12倍する、というところがミソで、“両辺”に同じ変形を加えられない場合には使うことが出来ないテクなのです。

以下のような間違い例に陥らないよう注意してください

(x/3)+(3x/4)を計算せよ

という問題で、分数計算は面倒だから、という意図で分母を払うために12を掛けてしまって、(x/3)+(3x/4)=4x+9x=13x としてしまう、とか

0.23x-0.08xを計算せよ

という問題で、小数計算は面倒だから、という意図で100を掛けてしまって

0.23x-0.08x=23x-8x=15x としてしまうような例です。

つまり、方程式でもないのに、分母を払ってしまう、小数を払ってしまう例をよく見かけるわけです。正しくは

(x/3)+(3x/4)=(4x/12)+(9x/12)=13x/12

0.23x-0.08x=(0.23-0.08)x=0.15x

となります。

 

・微分と積分の混同

微分しか習っていなかった頃には起こらなかったミスが、積分を習うと頻発することがあります。例えば、の微分しか習っていない人なら、

  

と間違えずに答えるのですが、積分を習うと(積分定数は省略)、

 

これらを混同して、

     

などとしまう、ということが良く起こります。テレコにしてしまうんですね。

 

これで解決→ この辺りはある程度覚えておかないと時間が足りなくなってしまうところでもありますので、どのようなミスが起こりやすいのかを把握し、検算のチェックポイントとして意識しておくだけでも十分にミス防止の手立てになります。自分がどのようなミスをしたのかを記録しておけば、チェックポイント作りの参考になります。

 

-.*-.*-.*-.*-.*-.*-.*-.*-.*-.*-.*-.*-.*-.*-.*-.*-.*-.*-.*-.*-.*-.*-.*

 

 さて、このようなミスから身を守るためには、どのような装備を身につければよいのでしょうか。學至会で個別指導を受けてくれていれば、上に挙げたようなことには常に講師が注意を払っているのですが、自分でなんとかする、となるとどうなのでしょう。実際なかなか難しいのだと思います。

 言い尽くされている手法ではありますが、有名な方策として「ミスノート」の作成というものがあります。自分の間違った箇所をノートにまとめる、というものです。そして時々見返す。すると、自分が何度も同じミスを犯していることに気づくことが出来るのです。人間、何度も同じミスを繰り返すと、否応なしに反省することになるのです(と期待したい!)。

 

 また、解答の行間を埋めるトレーニングも大切です。数学の勉強をするとき、判らない問題に出くわすと模範解答を見ることがありますよね。そんな時、一行一行の変形を丁寧に追わず、なんとなく判った気になってその問題を終了してしまうことはありませんか? 

 

 わかったつもりから脱却することが、数学全体の理解度を高める何よりのコツです。何でそのようになるのか判らないところがあれば、陰湿に根に持って、解決するまで積年の恨みを溜め続けるようにしましょう。

中高生 国語力の向上ノウハウ

 保護者の方から「読書すれば国語の力が上がるのでしょうか?」とか「現代文の点数を上げるには新聞を読ませた方がいいのでしょうか?」といった質問を本当によくいただきます。国語の勉強法が、他の教科と違ってあまり明確にされていないのが一因かと思います。

 

 また、国語を苦手にする人が実際に国語のできる友人に訊いてみても、「特に何もしていない」といった答えが返ってきたりします。そこで、今回は国語の学習方向についてお伝えできればと思います。

 まず、国語の点数を上げるには読書をした方がよいのか?という質問に対する答えは、yesです。もちろん、読書をしないよりした方がいいに決まっています。現代文の問題は、言ってしまえば言葉に対する感度を問うものなので、多くの文章に触れることによって言葉に対する感度は磨かれていきます。

 

 特に何もしていないけれど、国語の点数が高い人は、幼い頃からの読書経験によって自然と「言葉のプール」(各人の言語経験のことです)が構築されているため、たいした努力もなく点数が取れてしまう傾向にあるのは事実でしょう。

 では、読書をしなければ国語の点数は上がらないのか?

 答えはNoです。読書によってある程度の「言語のプール」がすでに出来上がっている生徒が有利なのは事実ですが、数多くの国語指導してきた経験から、点数を上げる方法はあると断言できます。では、それはなんなのか?

 現代文のルールを知るということに他なりません。国語が苦手な生徒のほとんどが現代文のルールを正確に理解していないために失点してしまうのです。具体的に説明するため、例を挙げてみましょう。

 

例題 

現代文を正確に読むことは難しい。しかし、読解のコツをつかむことができれば、苦手意識も減るだろう。それを今からお教えしようと思う。

 

傍線部の「それ」とは何か?10字以内で書きなさい。

 

 

 どうでしょうか?小、中学生の問題で頻繁に出てくる指示語の問題です。

 

文章から抜き出すとすると…、

読解のコツ(5字)?

 現代文を正確に読む(9字)?

 すぐに解けるようで、考え込んでしまう人が多いのではないでしょうか。

 

 それでは、解き方のアプローチをご紹介します。

 

指示語の問題のアプローチ

① 指示語の前に答えがある

② 指示語の代わりに答えを入れて読んでみる

③ 字数に合わせて答える

以上を踏まえて、答えをまとめると、

現代文の読解のコツ(9字)が正解となります。

本当は、現代文の正確な読解のコツ(12字)としたいのですが、10字以内でまとめると上記のような答えとなります。

 今回は指示語のみ、かつ10字以内という比較的シンプルな問題でしたが、100字以上を要求される問題もあります。そうした場合、答案作成の指針がないとどういう風に手をつけていいのかわかりません。

 學至会では、現代文の様々な問題に対してのアプローチの仕方をマンツーマンでしっかりと身につけることができます。現代文のルールが定着すれば、どのような問題が出されても怖くありません。

 正確な文章の読み取りができれば、様々な教科にその影響は波及します。国語ができるようになった結果、総合的な学力が上がったとの声を非常に多くいただいています。

 社会人となっても、文章読み取り、作成は必須のスキルです。できるだけ早いうちに身につけることが有意義だと考えます。

小学生 小学生からの英語の勉強

 「英会話教室に通っている」という生徒さんが最近多くなってきました。

幼い頃から通っているのであれば簡単な会話はもちろん、文法的には難しい部類に入る表現までできている生徒さんもいます。

 ただ、「三人称って何?」とか「こういう時の動詞の形は?」と質問すると、答えられないことがあります。会話はある程度できているはずなのに、理屈として理解しているわけではないので答えに窮してしまうのです。

 小学校中学年からは理屈も一緒に覚えると、格段に学習効果が上がります。

 英語では、人称、時制、文構造は大切な要素です。英語の語順はと日本語と違い、「誰が、どうした、何を、どのように」というように進みます。その違いを理屈を踏まえて押さえていくことが近道です。

 

 學至会の個別授業では、生徒さん一人一人に合わせて英語を指導することができます。

 

 私どもが今までに実際に指導した小学生の英語指導に関する事例を紹介させて頂きます。

指導例① Mさん

 小学生3年生のとき開始(現在歯学部在学中)

 中学生と同様の内容を指導しました。小学5年で英検3級、6年生で準2級、中2年生で2級取得しました。英語に対する関心、意欲は非常に高く、中学生になったときから、より難易度の高い高校英語の内容に入りました。

 

指導例② Kさん

 小学5年生から開始(現在中学2年生)

 指導開始時、英会話には一向に興味は示しませんでした。会話形式はやめて、文章を一緒に読んだり、文の並び替えなどパズル形式を取りました。小学校の時はさほどの伸びは感じませんでしたが、中学生になり定期テストの結果を見ると1年生よりも2年生になってからの伸びが顕著でした。今では問題集などは問題を単に解かせるのではなく口頭で私が言ったものを作文させる、並び替えは日本語を見せないなど工夫をして取り組ませています。

指導例③  Sさん

 小学6年から指導開始

 Sさんは他の英会話教室に通塾しながらの指導です。英語の対する意欲、関心は大変高い生徒さんです。会話で覚えてきたことに対する根拠はあまり理解されていないのが現状のようです。今は、英会話教室で習ったことが何故そのように表現するのか(細かい事ですが、3単元の動詞のsのつけかた、発音など)、文法を学習することで理解できるように指導しました。

指導例④  Iさん

 中学1年から指導開始

 Iさんの英語学習に取り組む時期は中学1年と一般的な時期ですが、英語学習に対する意欲は大変高いものでした。時期も中学1年ということもあり内容はもちろん「学校の授業+先取り授業」でした。能力もかなり高く中2年の終わりごろには中学で学習する文法は完了しました。中3からは約1年先の内容を指導しました。高校に入学してからはますます英語力に磨きがかかり、某有名国立大学に入学しました。

 

 以上の例から、どの年齢で英語教育を始めるかは重要なポイントになります。小学校中学年からスタートするなら、文法を基礎から学べる学習塾を選ぶことも1つの選択肢です。ある程度国文法について習っている高学年なら、英語がよりスムーズに理解できます。

中学生 英語が苦手な生徒さんへ

苦手な原因として考えられる主な三点は

  • 単語の意味がわからない。

  • 英文法を無視して、単語の語順通りに訳したり、日本語の通りに英文を作っている。

  • 英語の5文型について理解不足のため。

ではないでしょうか。今回は③の5文型についての理解力がどのくらい現状であるのか把握するために、下記の問題にトライしてみて下さい。

 

・a / high / I / junior / am / student / school / .

                                                                                      

・was / you / Tom / then / with / .

                                                                                          

・will / me / my / Mary / with / homework / help / .

                                                                                       

・this / a yunomi / call / we / cup / .

                                                                                      

・father / bought / me / my / nice / watch / a / .

                                                                                     

 

 上記は、「日本語の文章に頼ることなく並びかえ問題を正確にできるようにするためには、文構造の理解つまり、5文型を理解することが大事」ということを示しています。

 

  5文型を理解するために大事なことは、「日本語の文の構造と英語の構造は違う。」ということをしっかり理解することです。私たちが日本語で文章を書くことができるのは文法を理解しているからです。

 

  英語も同じです。文法はつまらないと思うかもしれませんが、英語を理解するための基礎となります。常に、「何が(誰が)、どうした(なんだ)。」ということを考える習慣をつけることです。

  學至会では中学生のときから文型を理解してもらうために、並び替えに特化した問題を多数準備しております。文型を理解することで、スムーズに小学生からでも並びかえ問題の理解が可能です。また、文構造をしっかり理解しておくとスムーズに高校で英語に取り組めます。

  是非、英語を苦手教科から得意教科へと変えるために体験してみませんか。

解答( )内は文型を表す。

・I am a junior high school student. (Ⅱ)

・Tom was with you then.(Ⅰ)

・Mary will help me with my homework.(Ⅲ)

・We call this cup a yunomi.(Ⅴ)

・My father bought me a nice watch.(Ⅳ)

​(ここから先はPCでの閲覧をお勧めいたします)

中学生の5文型について

      

〖第1文型〗→  主語     +動詞     +修飾語 

                                                                

          ・だれが     ・どうする    ・いつ

          ・何が                 ・どこで、など

                             (ないときもある)

                   (主語)     (動詞)

例文1…「私は、(プールで) 泳ぐ。」

       (だれが)    (どうする)

                I  swim (in  the  pool ).

例文2…「トムは、(昨日 そこに)いた。」

       (だれが)       (どうした)

        Tom  was  (there  yesterday) .

 

例文3…「鳥は、空を 飛ぶ。」

       (何が)   (どうする)

        The  bird  flies  (in the sky).

練習

・live / we / Japan / in / .

                                                                                  

・dance / Tom / I / and / .

                                                                                   

・don’t / the / girls / with / that / play / toy / .

                                                                                     

・very / run / they / fast / .

                                                                                     

・students / sing / very / well / .

                                                                                      

 

 

 

〖第2文型〗

     

    主 語     +       動 詞 +      補 語   +   修飾語

 

 ・だれが      ・(    )だ       ・どんなだ       ・いつ

 ・なにが                                  ・どこで、など

 (名詞、代名詞)  (動詞)      (名詞、形容詞) (ないときもある)

 

主 語 = 補 語

 

    の関係が成り立つ

 

 

例文1…日本語「これは 、本  です。」

 

       英語  (なにが)( ~だ) (本)

                     This  is  a  book .

例文2…日本語「彼らは、(そのパーティーで) 幸せ だった。」

 

       英語  (だれが) (どうした) (どんな) (どこで)

 

           They  were  happy  ( at the party) .

練習問題

・today / happy / looks / he / .

                                                                                   

・this / you / fine / feel / morning / .

                                                                                      

・interesting / story / sounds / her / .

                                                                                   

・very / she / got / yesterday / tired / .

                                                                                  

・kind / Emi / is / a / girl / .

                                                                                           

・will / singer / become / the / famous / .

                                                                                  

・it / fine / will / tomorrow / be / .

                                                                                  

 

 

 

〖第3文型〗

 

 主 語   +    動 詞  +  目 的 語  + 修 飾 語

 

 ・だれが      ・どうする     ・なにを      ・いつ

 ・なにが                ・だれを(に)   ・どこで、など

 (名詞、代名詞)  (動詞)      (名詞)     (ないときもある)


 
  主 語  ≠  目 的 語       が成り立つ

 

・the / bought / he / book / interesting / .

                                                                                  

・speak / English / and / they / Chinese / .

                                                                                    

・took / my / pictures / father / these / .

                                                                                   

・Soseki Natume / this / wrote / book / the Meiji era / in / .

                                                                                  

・saw / we / big /white / tiger / the /in / zoo / a / .

                                                                                    

・invented / machine / this / he / wonderful / .

                                                                                  

・will / they / important / learn / things / .

                                           

・watched / we / interesting / an / program / TV / last / on / night / .

 

 

 

 〖第4文型〗

      

 主 語       + 動 詞  +  目的語① + 目的語②   +  修飾語

・だれが        ・どうする    ・だれに     ・なにを        ・いつ

                                                     ・どこで、など

(名詞、代名詞)  (動詞)       (名詞、代名詞)   (名詞)      (ないときもある)

 

   例文1…日本語「鈴木先生は 私たちに 英語を 教えます。」

          (だれが)      (なにを)(どうする)

              英語  Mr. Suzuki  teaches  us  English .

 

      例文2…日本語「彼女は、(授業中に) 生徒たちに 大切な事を 話しました。」

                     (だれが)            (なにを)  (どうする)

英語 She  told  her students  an important thing  (in her class ).

 

練習問題

・Becky / us / makes / often / lunch / .

                                                                                   

・him / my / I / showed / notebook / .

                                                                                   

・her / bought / sister / Emi / pretty / a / doll / .

                                                                                   

・gave / mother / he / a / his / nice / bag / .

                                                                                   

・please / me / passport / show / your / .

                                                                                  

・Takeshi / me / told / useful / very / a / story / .

                                                                                   

・I / you / may / favor / ask / a / ?

                                                                                    

・you / show / the / could / me / picture / ?

                                                                                   

・I / him / will / e-mail / send / an / .

                                                                                   

 

 

 

 

 

〖第5文型〗

 

 主 語       +  動 詞  +  目的語    + 補 語    +修飾語

・だれが         ・どうする    ・だれを     ・なんと          ・いつ

                                                 ・なにを      ・どんな          ・どこで、など

(名詞、代名詞)    (動詞)       (名詞、代名詞) (名詞,形容詞)  (ないときもある)

 
     目 的 語  =  補 語     の関係が成り立つ。 

                                                                           

・call / my / Megu / friends / me / .

                                                                                       

・you / animal / what / that / do / call / ?

                                                                                  

・our / we / call / cat / Tama / .

                                                                                   

・they / baby / named / their / Tom / .

                                                                                  

・this / people / call / river / the Thames / .

                                                                                 

・me / made / the / happy / story / .

                                                                                  

・the / them / story / teacher’s / made / sleepy / .

           

高校生 英語文型 日本語と英語の語順の違い

【 文の要素 】

 

どんな英文もこれらの要素が集まることによって成り立っている。

 

  ①  主 語(S): 動作や状態の主体となる語(名詞・代名詞など)

  ② 述語動詞(V): 生物の行動や物体の動きや事柄の変化を表す語

  ③  目的語(O): 動詞の表す動作の対象となる語(名詞・代名詞など)

  ④  補 語(C): 主語や目的語を説明する語(名詞・代名詞・形容詞など)

  ⑤ 修飾語句(M): 文の各要素に意味を付け加える語句(副詞など)

 

 

 

【 日本語と英語の語順の違い 】

 

日本語 … 通常、動詞は文の最後にくる。

その他の文の要素(目的語・補語)や修飾語句は、動詞よりも前に入る。

 

英 語 … 主語に続いて動詞がくる。

      その後に目的語や補語、修飾語句が続く。

 

 

日本語

英語

第1文型

SV

「私は公園を歩いた」

I walked  in the park.

(私は歩いた、公園を)

第2文型

SVC(S=C)

「私は医者になった」

I became  a doctor.

(私はなった、先生に)

第3文型

SVO

「私は友達に会った」

I met  my friend.

(私は会った、友達に)

第4文型

SVOO

「私は母にプレゼントを渡した」

 I gave  my mother a present.

(私は渡した、母にプレゼントを)

第5文型

SVOC(O=C)

「私は友達をジャックと呼んだ」

 I called  my friend Jack.

(私は呼んだ、友達をジャックと)

 

※主語(S)の後ろに動詞(V)が続くのは共通。その後ろは3つのパターンに分かれる。

パターン1: 動詞の後ろに文の要素(目的語・補語)がない   →SV

パターン2: 動詞の後ろに文の要素(目的語・補語)が1つ続く →SVC・SVO

パターン3: 動詞の後ろに文の要素(目的語・補語)が2つ続く →SVOO・SVOC

​高校生 大学受験を目指す数学学習

高校受験までの数学では苦労しなかったが、高校に入ってからすっかりついて行けなくなった、といった生徒さんと関わる機会はこれまでたくさんありました。このような生徒さんのお話を聞くと、「基本は解るんだけれども、応用ができない」と口にすることが多いように思います。

これは高校受験に対する(一部の中学校の、いや、ほとんど全ての学習塾も!)数学指導が的外れな方に向かっていることが原因です。数学の勉強法ではなく、テスト(入試や定期テスト)で点を取るためのテクニックを覚えさせることに終始してしまっているのです。

高校受験まではそれで乗り切れますし、それなりの得点も得られますので、「数学はこれでいいんだ」と勘違いしてしまい、そのままこの学習法を高校に入ってからも引き継いでしまいます。これが悲劇の原因です。

もっと具体的に書くと、

「公式や定理をしっかり覚えよう。そしてそれを使って間違えないように計算できるようにたくさん練習しよう」

「証明は書き方が決まっている。書く順番や文言をしっかり覚えて減点されないような解答を目指そう」

「まずは教科書が基本。苦手な単元は例題を見ながら練習問題を繰り返し解き直して、しっかりと解法を身につけよう」

といった”うわべ繕い型の付け焼き刃学習法”です。

大学に進学するつもりがない人や、中学レベルの数学で四苦八苦、という生徒さんならば、こういった学習法で1点でも多く点を取る、というスタイルの学習も理解できます。しかし、昨今の共通テストなどの傾向からも言えることですが、いわゆる難関大を突破するための学力は、このような学習法で獲得することはできないのです。

数学は暗記の学問で、東大合格くらいなら暗記でも対応できる、とおっしゃっている識者の方も見受けられます。しかし、その暗記というのは、上述したような付け焼き刃の暗記とは一線を画するのです。

例えば、中学で習う図形関連の定理として、円周角の定理や三平方の定理というものがあります。きちんと理解できていますか? いや、そんなの覚えているに決まってるじゃん、と思っているあなたに質問です。ではこの定理はどのように証明するのでしょうか。

​中学の教科書に必ず載っている(つまりは中学教科書レベル!)このような証明問題が解けない人が、東大の図形の証明問題を解けると思いますか? もちろん答えはNoです。実はこういった定理や公式の導出プロセスは、難問を解ききるために必要な様々な知見を与えてくれるのです。

 

ではその導出プロセスの前提知識とは何か。それは証明すべき定理がどのような命題なのか(つまり仮定および結論が何なのかを正確に把握しているか)ということと、そこで用いられる語句や記号の定義がしっかりと頭に入っているか、という2点に尽きます。

 

まとめてみれば

・公式や定理を暗記して、それを使いこなす練習に重きを置く

・教科書の復習は練習問題をやり返すことだと思っている

・証明は書くべき単語や順番を覚えて減点されない解答を覚える

といった学習法は、大学入試、そしてその先に繋がらないといえると思います。

ではどうすればいいのか。

・数学はまずは定義。定義とはルール、決めごと心得よ。つまり考えて解るような性質のモノではない。これはしっかり暗記するしかない(のに、していない人のなんと多いことか!!)

定義から出発して、公式や定理を導出できるように訓練すること。そして公式や定理を使う度に、「これってどうやって導出するんだっけ?」と自問自答し、忘れていたら即復習!(テストの時は除く。普段の勉強の時は、という話)

・証明問題では、正確に文言を丸暗記するのではなく、なぜその文言が必要になるのかを徹底的に考えること。理由がわかれば他の言い回しでも同じ内容のことが言えるようになるし、減点された際になぜいけないのかが理解できるようになる。つまり減点されようのない解答を考えられるようになる。

・教科書の復習とは、例題を見ながら練習問題を解くことではない。(そんなのできて当たり前! なぞっているだけなんだから!)定義をきちんと覚えているか、定理や公式の導出がうろ覚えになっていないか、の確認が第一優先事項。練習問題は例題を見ないでも解き方が頭に入っているかどうかの確認のためにあるのだ。例題を見ながらやってもほとんど何の意味も無い。

​・国語力の欠如により、こういった定義や導出プロセスの理解に支障を来している生徒さんも多く見受けられます。教科書を読んでも解らない、という方はまず国語力(文章読解能力)を磨け! そのためには漢字力や語彙力の向上だけでなく、作文と添削指導が最適です。

​冒頭の、「基本は解るんだけれども、応用ができない」と口にする生徒さん、そのほとんどが基本とは何か、を勘違いしていると思われます。基本とは公式や定理を当てはめるだけで解ける問題、それよりも難しいものを応用、と思っているのではないでしょうか。

断じて違うのです。数学の基本は定義です。そしてそこから導かれる定理や公式の導出プロセスです。そこをないがしろにして、応用(と思っている)問題を解こうなどとは努々思わないでください。あなたの目指す難関大の受験問題を紐解く第一歩は、ここにあることを是非見誤らずに学習を進めて下さい。

苦しいときは是非助けに頼って下さい。信頼できる学校の先生や優秀な友達に相談して下さい。そしてそれも叶わないときには、是非學至会を頼っていただければ、と​思います。

​AIを利用した英作文添削

「書く量」が、合格への最短距離。AIとの対話で、英作文はもっと自由になる。

1. なぜ、今「AI添削」なのか?

英作文の力を伸ばすために最も必要なのは、**「圧倒的なアウトプット量」と「正しいフィードバック」**です。しかし、従来の学習には大きな壁がありました。

  • 自分で書いた英文が合っているか分からない。

  • 先生に添削を頼んでも、返ってくるまでに数日かかる。

  • 間違いを指摘されても、なぜダメなのか納得しきれない。

GeminiやChatGPTなどのAIは、これらの課題をすべて解決します。当塾では、最新テクノロジーを味方につけ、効率的に合格を勝ち取るための「AI活用術」を推奨しています。

2.AIを使った英作文添削のステップ

使い方は非常にシンプルです。以下の3つのステップで進めましょう。

ステップ①:指示文(プロンプト)を入力する

ただ英文を貼り付けるだけでなく、AIに「どのような役割」をしてほしいかを具体的に伝えます。

コピーして使える魔法の指示文:

「あなたはベテランの英語講師です。今から私が書く英作文(お題:〇〇)を、以下の3点に沿って添削してください。

  1. 文法や語法のミスを修正し、自然な表現を提案してください。

  2. なぜ修正が必要なのか、中学・高校生にも分かりやすく解説してください。

  3. 私のレベルに合わせた、より高得点が狙える別解(リライト案)を1つ提示してください。」

ステップ②:自分の解答を送信

作成した英文を貼り付けます。手書き派の人は、AIの画像認識機能を使って、ノートを写真で撮って送ることも可能です。

ステップ③:解説を読み、リライトする

AIの指摘を読み込み、**「どこを間違えたのか」**を理解します。その後、指摘を反映させた「完璧な1文」をもう一度自分で書き直してみる。これが最も力がつく瞬間です。

3. AI添削のここがすごい!

AIによる添削従来の自学自習(人がやると・・・)

返信スピード数秒以内(24時間いつでも) (数日~1週間(先生の都合による))

解説の深さ理由や文法ルールを丁寧に解説  (模範解答との照らし合わせのみ)

柔軟性自分の書きたい内容に合わせて修正 (決まった解答例しか分からない)

語彙の幅「より洗練された言い換え」を提案 (自分の知っている単語に依存)

4. AIを使いこなすための「3つのコツ」

  1. 「なぜ?」と追加で質問する

    「この『the』はなぜ必要なの?」と聞けば、AIは文法的な根拠を即座に答えてくれます。納得感こそが記憶の定着に繋がります。

  2. 自分のレベルを指定する

    「英検2級レベルの単語を使って」「共通テストレベルで」と条件を付けることで、背伸びしすぎない、今の自分に最適な表現を学べます。

  3. 最後に「音読」する

    添削された正しい英文をAIに読み上げてもらい(音声出力機能)、後に続いて発音しましょう。記述力だけでなく、リスニング・スピーキング力も同時に鍛えられます。

 

5. AIは万能ではありません

AIは非常に強力なツールですが、以下の点には注意が必要です。

  • 事実誤認(ハルシネーション): 稀に間違った文法知識を堂々と語ることがあります。

  • 入試の「採点基準」の把握: 特定の大学や試験独自の採点ルールまでは完全に把握していません。

だからこそ、当塾の出番です。

AIで日々の練習量を確保し、仕上げの段階で塾の講師が「入試で確実に得点を奪い取るための戦略的添削」を行います。「AIによる圧倒的演習量」×「プロ講師による戦略指導」。このハイブリッド学習が、あなたの記述力を合格レベルへと押し上げます。

まとめ:新しい時代の学習習慣を

英作文は、書いた分だけ強くなります。「間違えるのが恥ずかしい」「正解が分からないから書けない」という悩みは、もう過去のものです。

今日からAIをあなたの「24時間対応の副担任」にして、英作文を一番の得点源に変えていきましょう。具体的な使い方のデモンストレーションは、塾でも実施しています。気になる方は、ぜひ担当講師まで声をかけてください!

AI時代が変える大学受験数学


最短ルートで合格を勝ち取る新常識

大学受験において、多くの受験生が壁にぶつかる科目、それが**「数学」**です。

「どれだけ解いても初見の問題が解けない」

「苦手分野がどこかわからない」

「解説を読んでも理解できない」……。

こうした従来の悩みを劇的に解決するのが、AI(人工知能)を活用した新しい学習スタイルです。本記事では、AIが数学学習の何を変え、どのように合格可能性を高めるのか、その全貌を徹底解説します。

1. なぜ「数学×AI」は相性が良いのか?

数学は、積み上げの学問です。ある単元がつまずいている原因が、実は2学年前の基礎知識の抜け漏れにあることも珍しくありません。AIは、こうした「人間では気づきにくい穴」を特定するのが非常に得意です。

① 「わかったつもり」を許さない、超精密な弱点分析

従来の学習では、間違えた問題に対して「解説を読んで終わり」になりがちでした。しかし、AIはあなたの正誤データ、解答時間、さらには「どのステップで迷ったか」を分析します。「三角関数が苦手」という大まかな把握ではなく、「単位円の理解は十分だが、合成公式の適用で計算ミスが起きやすい」といったピンポイントな課題を浮き彫りにします。

② 24時間365日、即座に応える「パーソナル・チューター」

数学の学習で最も効率が落ちるのは、「わからないところで手が止まっている時間」です。生成AIを活用した学習ツールは、深夜でも早朝でも、解法のアドバイスや類題の提示を即座に行います。

2. AIを活用した数学対策の4つの柱

当塾が推奨する、AIを駆使した具体的な学習メソッドをご紹介します。

① AIによる「リターン学習」で基礎の地盤固め

数学の成績が伸び悩む最大の原因は、土台となる基礎の欠落です。最新のAI教材は、現在の問題を間違えた原因が「中学数学の図形」にあると判断すれば、即座に数年前の単元まで遡るカリキュラムを自動生成するものも存在します。この「急がば回れ」の最短ルート設定は、ベテラン講師にしかできない芸当です。

② 生成AIによる「解法の言語化」

トレーニング数学ができるようになるには、「なぜその解法を選ぶのか」という**論理的思考(メタ認知)**が不可欠です。生成AIに対し、「この問題の解き方を、中学生にもわかるように説明して」や「別解を3つ提示して」と問いかけることで、多角的な視点が養われます。受動的に解説を読むのではなく、AIと対話しながら解法を構築する力がつきます。

③ 志望校特化型・AI演習

過去問演習の段階では、AIが志望校の出題傾向を分析します。

頻出分野の特定:

「この大学は微積分が40%の確率で出る」といったデータを基に重点対策。

類題の自動抽出:

志望校の過去問と似た思考プロセスを要する他大学の問題を、AIが膨大なデータベースからピックアップします。

④ 記述答案のAI添削

二次試験で重要となる記述力。これまでは講師による添削を待つ必要がありましたが、AI添削なら書いたその場でフィードバックが得られます。「論理の飛躍はないか」「採点基準に照らして必要なキーワードが含まれているか」を瞬時にチェックし、何度もリライトを繰り返すことで、得点力の高い答案作成術が身につきます。

3. 「AIだけ」では不十分な理由

塾とAIのハイブリッド学習AIは万能ですが、受験は「心」を持つ人間が行うものです。当塾では、AIの良さを最大限に引き出しつつ、人間の講師が介在する**「ハイブリッド指導」**を重視しています。

まだChatGPTやgeminiなどのLLM(大規模言語モデル)は、言語系の科目についてはかなり高精度ですが、理系科目に関してはまだまだ精度の低いところも見受けられます(2026現在の話です、すぐに解消するのでしょうが)

また、ハルシネーション(生成AIが、事実と異なる情報や根拠のない内容を、あたかも正しい情報であるかのように自信満々に生成してしまう現象です。AIが「もっともらしい嘘」をつくので危険!)もまだまだ見受けられるため、信用しすぎないことも大切です。

学習要素AIの役割講師(人間)の役割

 

分析・計画データに基づく最短ルートの算出
生徒の性格や体調を考慮した調整
知識の習得効率的な反復演習と即時回答
概念の本質的な理解と「知的好奇心」の喚起
モチベーション成長の可視化(数値データ)
精神的な支え、不安の解消、受験戦略の相談
記述対策論理構成のチェック採点者の心理を踏まえた「魅せる答案」の指導

ハルシネーションチェック


AIは「何をすべきか」を教えてくれますが、それを「やり抜くための伴走」は人間の講師にしかできませんし、最終的にはプロの目が学習の質を担保できると考えています。

4. AI数学学習でよくある質問(Q&A)

 

Q1. AIを使うと、自力で考える力が落ちませんか?

A. むしろ逆です。AIは答えを教えるだけでなく、「ヒント」を段階的に出すことができます。解けない問題に対して、どこまでわかっていてどこから詰まっているのかをAIと整理する過程で、自力で考えるための「思考の型」が定着します。

Q2. 共通テスト対策にも有効ですか?

A. 非常に有効です。共通テスト特有の「誘導形式」や「思考力を問う問題」に対し、AIは膨大なパターンを学習しています。時間配分のシミュレーションや、素早く正解にたどり着くための計算テクニックの習得において、AIは最高のパートナーになります。

5. まとめ:AIを武器にする者が受験を制する

 

大学受験数学の世界は、もはや「根性で何千問も解く」時代から、
**「データを駆使して、必要な問題を、必要な順序で解く」**
時代へとシフトしています。AIを導入することで、これまで無駄にしていた時間を「本当に必要な演習」へと振り向けることができます。それは、数学だけでなく、他教科の成績向上にも直結するはずです。

貴方の挑戦を、最先端のテクノロジーと熱意ある指導でサポートします当塾では、最新のAI学習システムを導入し、一人ひとりに最適化された数学対策を提供しています。「数学がどうしても苦手」「もっと効率よく得点力を上げたい」という方は、ぜひ一度、AI学習にチャレンジしてみてください。

あなたの「わからない」が「できる」に変わる瞬間を、私たちがプロデュースします。
 

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