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指導事例

Case Study

 
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​いわき地区高校受験指導
いわき地区を知り尽くした
講師陣による​指導とは

H君の場合 福島高専に進学

 

 中2の秋から指導開始。ややモチベーションに問題のある生徒でしたが、なぜ高専に進みたいのか、高専に進学して何をやりたいのか、具体的な進学後の自分像を想像してもらうことによって、徐々に学習に対する姿勢も改善されていきました。

 

 中3から新教研の受験を開始し、判定は常にA以上でした。それだけにモチベーションの維持にやや苦労する面がありましたが、理数系の指導を中心に、高専受験に必要なややハイレベルな問題に取り組み続けました。実際には学力試験を受験することなく、推薦で無事合格しました。

 

 合格が決まってからが彼の指導の本番です。高専に入ってから困らない学力を獲得すること、をコンセプトに指導を進める。理数系科目、特に数学や物理に関する高専の予習を進め、その後学科内トップの成績を維持し続けました。

 

 高専生指導においては、合格後、入学前の期間にいかに1学期の内容を予習できるかが入学後の成否の分かれ目となります。彼以外にもたくさんの高専生を指導してきましたが、はじめの試験で成績が出ないことでやる気を失う生徒が非常に多いのです。

 

大学と高校との中間的な学風を持つ高専では、普通科の高校に比べやや放任的である場合が多く、やる気を消失した生徒が体勢を立て直すにはかなりの労力を要します。

 

 彼の場合、好成績を取るのが当たり前という感覚が早くから身につき、自分の成績に対するプライドが生まれ、好循環のサイクルにうまく入れました。高専入学後の指導も継続的に行い、一般科目や専門科目のフォローを行いました。

Rさんの場合   磐城高校に進学

 中3の12月から指導開始。某大手塾に通塾していましたが、志望校に不安があり個別授業も開始となりました。本人のやる気のなさが当初気になりましたが、偶然彼女の友人が私の生徒であることを知ると俄然学習に対する意欲が高まりやる気モードにスイッチが入ったようです。

 主に英語中心の指導になりました。国語ができるので長文などはできているようでした。しかし、新教研テストなどは33~38点の間を推移している状態で、決して英語が得点源とはいえませんでした。そこで、入試までの3ヶ月間中学生に対しては早いかもしれませんが、英語の五文型について徹底的に指導しました。なんとなく訳せるから確実に訳せる状態を作りました。教材は入試過去問の長文問題と、会話問題だけを使いました。

 最初は面白くないとあまり真剣に取り組んではくれませんでしたが、今学んでいることが高校入学後役に立つことを話し、半強制的にしてもらいました。 入試の点数開示をみると英語は46点でした。合格後、お母様から、「やる気のない娘がここまで頑張れたのは個別の授業のおかげです。もう少し早い段階でさせるべきでした。」というありがたいお言葉を頂きました。

 短い指導期間の中で、「高校入学後何がしたい?部活は何に入るの?」など常に入学後を意識させてモチベーションを持たせるように心がけました(実際は安心できる状態ではありませんでした)。直前指導としては指導すべき教科に焦点を絞れたことが成功の鍵だったと思います。

その後、3年間指導は続きました。もう一人の私の生徒さんと同じ高校に進学しお互い刺激し合ってRさんは歯科医師となり、友人は薬剤師となって活躍しています。

T君の場合 桜が丘高校に進学

 

 桜が丘高校志望のT君が入塾したのは、中3の夏でした。

 「中1の頃から集団塾に通っていたが、思うように成績が上がらない。本人も今一つ本気になれないでいるのでどうにかしてほしい。」というのが、初めて会ったときにお母さまから聞いた言葉でした。私が担当したのは数学と理科でしたが、確かにこのままでは合格は難しいと思える状態でした。

 1回目の授業のときに、私はT君に、「数学と理科で今一番困っていることは何か、何をまずやりたいか。」と尋ねました。彼の答えは「理科の電流」でした。抱えている悩みをクリアできれば、それはそのまま自信になります。それからは徹底的に「電流」に取り組みました。基礎レベルの復習をし、そのあとは新教研テストの過去問や入試の過去問を使って、様々なパターンの応用問題を解いてもらいました。

 

 少しずつ理解が進んでいくごとにT君は積極的になりました。「宿題をもっと増やしてほしい。違う単元の問題も欲しい。」そんなことを言ってくれるようにもなりました。

 そして2か月後、T君は、それまで20点台だった理科の学力テストで47点を採りました。得意そうに結果を知らせてくれたT君の顔が忘れられません。もともと理科が好きだったT君は、その理科で点が採れないことで自信を持てずにいたようです。

 

 一つの自信は他の教科にも影響し、成績をのばした結果、T君は桜が丘高校に合格しました。その後、工学系の大学に進学して頑張っています。好きな理科を今でも続けていることをとても嬉しく思っています。

Aさんの場合   磐城高校に進学

 吹奏楽部に所属していたAさんは、磐城高校を志望していました。

 

 その当時は集団塾に通っていて、1年生の頃から成績は常に学年トップクラス、受験にも不安を持っていなかったそうです。ところが、7月の学力テストでいつものような点が採れず、「力をつけたい」と来塾しました。

 3年生の学力テストは7月から始まりますが、2年生までと違い、出題様式が入試問題のスタイルに変わり、難易度もぐんと上がります。それまでのような点数が採れなくなることはよくあることです。特に数学は、証明問題、関数問題、立体図形の問題に苦労する生徒さんが多いようです。

 

 同じように難易度が上がるのが理科です。問題が長文になり、そこに表されている情報を正しく読み取る力が必要となります。Aさんは、その両方を強化する必要がありました。

 Aさんの授業は、問題文の読み取りから始めました。言葉の表面に表れている情報だけではなく、その下にある情報を読み取る訓練です。

 

 もちろんすべての情報を使えばよいというわけではありません。手に入れた情報から必要なものを選んで、それを的確に使う練習もしました。最初は時間がかかりましたが、だんだんに取捨選択が上手になり、それに伴って点数も安定していきました。

 吹奏楽部の活動が11月頃まで続き、受験勉強との両立は大変そうでしたが、頑張って磐城高校に合格したAさんを褒めてあげたいと思います。