學至会の入り口ロビーにはアクアテラリウムが設置されています。百聞よりも千聞よりも一見です。一見よりも百見です。じっくり観察することの楽しさを知って、生物、理科、科学、ひいては学問全般に対する興味を少しでも抱いていただけたなら、設置した目的の大半は達成されたことになります。
學至会のアクアテラリウム/アクアリウムの住人達
熱帯魚水槽
シルバーチップテトラ
学名 Hasemania nana
カラシン目カラシン科
ブラジルのサンフランシスコ川流域に分布する。一般名は各ヒレの先端に白から銀色の小さな斑(チップ)が入ることに由来。テトラの仲間の大きな特徴である「脂ビレ」を持たない。成熟したオスは鮮やかな赤銅色(イエロー~オレンジ)に染まり、水草によく映える。

レッドファントムテトラ
学名 Hyphessobrycon sweglesi
透き通る赤みを帯びた美しい体色が魅力の熱帯魚です。エラの後ろにある明確な黒い斑点が大きな特徴です。温和な性格で他の魚と混泳しやすく、水草水槽によく映えるため人気があります。

コリドラス パンダ
学名 Hoplisoma panda
カリクティス科コリドラス亜科コリドラス属
ペルーとエクアドルで見られるナマズの仲間で、水底のコケや沈んだ餌の食べ残しを食べてくれます。水槽の掃除屋として頑張ってくれています
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ミナミメダカ
学名 Oryzias latipes
ダツ目メダカ科メダカ属
近年ニュースになっていますが、絶滅危惧種となっています。いわき市内で採捕しました。

ミナミヌマエビ
学名 Neocaridina denticulata
十脚目ヌマエビ科
水槽の掃除屋さん。魚の食べかすやガラスにはえる藻(珪藻類)を食べてきれいにしてくれます。いわき市内の川で捕まえてきました

クリプトコリネ ウェンティー
学名 Cryptocoryne wendtii
サトイモ科クリプトコリネ属
スリランカ中央部および北部原産で、色や葉の形には何種類かの形態があります。

南米ウィローモス
南米産のウィローモスという触れ込みで流通しているが、詳しい産地などは不明。水中でも育つが、陸上でも湿気があれば育ちます。明るい環境に適しています

ロタラsp.'Hra'
学名 Rotala sp.”Vietnam H'ra”
ミソハギ科キカシグサ属
赤系水草ですが光の強さで色味が変わってきます。光合成が活発になると、アントシアニンという赤色素の元が生成され赤みが強くなります。

海水魚水槽
ミスジリュウキュウスズメダイ
学名 Dascyllus aruanus
体色は白く、頭部から体側にかけて3本の黒色横帯をもつ。体側の2本目の黒色横帯によって淡色域は分断される。体長7cmほど。

学名 Chrysiptera talboti
体色は灰色っぽく、頭部が黄色。背鰭基部に大きな黒色斑がある。腹鰭はふつう、鮮やかな黄色。体長5cmほどの小型種。

マダラヨコバサミ
学名 Clibanarius humilis
沖縄などで潮間帯で普通に観察できる小型のヤドカリ。潮だまりで大量に群れている姿を見かける。水底のコケや沈んだ餌の食べ残しを食べてくれます。水槽の掃除屋として頑張ってくれています

ロングテンタクルアネモネ
学名 Antheopsis doreensis
長い触手が特徴のイソギンチャクです。砂地に足を埋めて定着する習性があり、共生しやすいクマノミの種類が多いのも魅力。カラーバリエーションも豊富で、観賞価値が高い人気種です。

シライトイソギンチャク
学名 Heteractis crispa
イソギンチャク目ハタゴイソギンチャク科
インド洋から西太平洋のサ ンゴ礁域に広く分布する。直径50 cmに達する大型種で、先端が紫色や青色に染まる個体が多い。

スターポリープ
学名 Briareum violaceum
ウミトサカ目ウミヅタ科
西部太平洋からインド洋のサンゴ礁域に広く分布する。和名はムラサキハナヅタ。一般名は、紫色のマット状の共肉から星や花のような形をしたポリプを無数に咲かせることに由来。非常に強健で成長が早い。

いわきの水路
ミナミメダカ
学名 Oryzias latipes
ダツ目メダカ科メダカ属
近年ニュースになっていますが、絶滅危惧種となっています。いわき市内で採捕しました。

タイリクバラタナゴ
学名 Rhodeus ocellatus
コイ目コイ科タナゴ亜科バラタナゴ属
その名の通り中国大陸を原産地とする外来種です。観賞魚として持ち込まれ、国内に広く分布しています。いわき市内で採捕しました。


アクアテラリウム
ヤリタナゴ
学名 Acheilognathus tabira erythropterus
コイ目コイ科タナゴ亜科アブラボテ属
産卵期にはオレンジ色のラインが入るタナゴの一種です。猪苗代町にて採捕しました。

オーストラリアンノチドメ
学名 Hydrocotyle Tripartita
セリ科チドメグサ属
オーストラリアに自生する水草です。別名オーストラリアンクローバーとも呼ばれています。日本に自生しているノチドメに比べ、葉の切れ込みが若干深くなる点で判別が可能です。

スナゴケ
学名 Racomitrium canescens
シッポゴケ目ギボウシゴケ科
河原や山地の日当たりの良い砂質の土や岩の上、石垣などに黄緑色の群落を作ります。直射日光があたる場所での適応力があります。岩手県大船渡市にて採取しました。

シノブゴケ
学名 Thuidium kanedae
シノブゴケ科 シノブゴケ属
葉は大きな三角形をしており、全体的に繊細な印象を受ける苔です。日陰~半日陰で湿った環境を好みます。福島県矢祭町や岩手県大船渡市にて岩や沢の護岸のコンクリートに自生していたものを採取しました。

コスギゴケ
学名 Pogonatum minflexum
スギゴケ科ニワスギゴケ属
日当たりの良い土手や日陰地の地上などに大きな群生を作ります。スギゴケは見分けが難しく、おそらくコスギゴケと思われます。2~3cmの高さで、枝分かれはなく下の方に仮根を多数つけます。岩手県大船渡市にて採取しました。

ミヤマイタチシダ
学名 Dryopteris sabaei
オシダ科オシダ属
北海道~九州の山地の林床に生えるシダで葉柄は褐色になります。シダ類は見分けが難しく、私もおそらくミヤマイタチシダだろう、というレベルです。福島県矢祭町にて採取しました。

アクアテラリウムの設備
水槽
アクアテラリウム用のものを使用します。アクアリウム用のものと異なり、前面のガラスが半分ほどの高さとなっています
石
陸地を形成し、コケやその他陸生直物を育てる土台となり、エビなどの隠れ家にもなります。富士山の溶岩や川で拾った石を鍋でゆでて殺菌したものを使用しています

底砂
水草の成長のための栄養素を含んだ専用のものを用います。
ソイル(英語でsoil「土」の意味)と呼ばれています

フィルター
水質維持のために外部に水を汲みだしてろ過するためのフィルターが設置されています。時々フィルターを掃除してやる必要があります

照明
アクアリウムがきれいに見えるというだけでなく、水草の光合成のために不可欠な装置。

二酸化炭素発生装置
砂糖にドライイーストを加えてアルコール発酵させることで、二酸化炭素を発生させて水槽内に送ります。光合成のために必要なのは水と光、そして二酸化炭素。水草の成長を促します。
C6H12O6 → 2C2H5OH + 2CO2




















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