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アクアテラリウム

Aqua terrarium

 
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アクアテラリウム

実際にふれあうことで見えることがある

學至会の入り口ロビーにはアクアテラリウムが設置されています。百聞よりも千聞よりも一見です。一見よりも百見です。じっくり観察することの楽しさを知って、生物、理科、科学、ひいては学問全般に対する興味を少しでも抱いていただけたなら、設置した目的の大半は達成されたことになります。

學至会のアクアテラリウムの住人達

アカヒレタビラ

学名 Acheilognathus tabira erythropterus

コイ目コイ科タナゴ亜科タナゴ属

産卵期には美しい婚姻色に染まる日本原産のタナゴの一種です。

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ミナミヌマエビ

学名 Neocaridina denticulata

十脚目ヌマエビ科

水槽の掃除屋さん。魚の食べかすやガラスにはえる藻(珪藻類)を食べてきれいにしてくれます。いわき市内の川で捕まえてきました

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マツカサガイ

学名 Pronodularia japanensis

イシガイ科イシガイ亜科マツカサガイ属

​日本の淡水域に棲息する二枚貝です。タナゴが産卵するゆりかごとしても利用されます

イシマキガイ

学名 Clithon retropictus

アマオブネガイ目アマオブネガイ科

水槽の掃除屋さん。ガラスにはえる藻(珪藻類)を食べてきれいにしてくれます。

コハイホラゴケ

 常緑性。ハイホラゴケ×ヒメハイホラゴケの雑種で中型。根茎は長く這い、褐色~黒褐色の毛が密生します。コケという名前ですが、シダ植物の仲間です。いわき市内の渓流で採取したものを分けてもらいました

南米ウィローモス

南米産のウィローモスという触れ込みで流通しているが、詳しい産地などは不明。水中でも育つが、陸上でも湿気があれば育ちます。明るい環境に適しています

ロタラsp.'Hra'

​学名 Rotala sp.”Vietnam H'ra”

 ミソハギ科キカシグサ属

赤系水草ですが光の強さで色味が変わってきます。光合成が活発になると、アントシアニンという赤色素の元が生成され赤みが強くなります。

オーストラリアンノチドメ

 

学名 Hydrocotyle Tripartita

セリ科チドメグサ属

オーストラリアに自生する水草です。別名オーストラリアンクローバーとも呼ばれています。日本に自生しているノチドメに比べ、葉の切れ込みが若干深くなる点で判別が可能です。

クリプトコリネ ウェンティー

学名 Cryptocoryne wendtii 

サトイモ科クリプトコリネ属

 

スリランカ中央部および北部原産で、色や葉の形には何種類かの形態があります。

ウォーターローン

学名 Utricularia graminifolia, portion

タヌキモ科タヌキモ属

極細い葉を密生させ人口芝のようになります。タヌキモ属なので捕虫嚢を持っていますが、稚魚や稚エビを取り込むといったものではなく、水中のバクテリアを捕まえます。

ブセファランドラsp.カユラピス

学名 Bucephalandra sp.”kayu lapis”

サトイモ科ブセファランドラ属

ボルネオ島の固有種です。現地では渓流域などに群生しており、岩や流木などに活着しています。育成はそれ程難しくありません。

スナゴケ

学名 Racomitrium canescens

シッポゴケ目ギボウシゴケ科

河原や山地の日当たりの良い砂質の土や岩の上、石垣などに黄緑色の群落を作ります。直射日光があたる場所での適応力があります。岩手県大船渡市にて採取しました。

シノブゴケ

学名 Thuidium kanedae

シノブゴケ科 シノブゴケ属

葉は大きな三角形をしており、全体的に繊細な印象を受ける苔です。日陰~半日陰で湿った環境を好みます。福島県矢祭町や岩手県大船渡市にて岩や沢の護岸のコンクリートに自生していたものを採取しました。

コスギゴケ

学名 Pogonatum minflexum

スギゴケ科ニワスギゴケ属

 

日当たりの良い土手や日陰地の地上などに大きな群生を作ります。スギゴケは見分けが難しく、おそらくコスギゴケと思われます。2~3cmの高さで、枝分かれはなく下の方に仮根を多数つけます。岩手県大船渡市にて採取しました。

ノキシノブ

学名 Lepisorus thunbergianus

ウラボシ科ノキシノブ属

 

北海道南部以南の各地に分布する単葉の常緑シダ植物です。樹の樹皮や崖、傾斜が急な場所の地表などに生え、葉は長さ12〜30cmになります。胞子嚢に包膜はなく、葉の上半分につきます。福島県矢祭町にて採取しました。

イノデ

学名 Polystichum polyblepharum

オシダ科イノデ属

 

本州~九州の常緑広葉樹林域の谷筋などに分布しています。シダ類は見分けが難しく、私もおそらくイノデだろう、というレベルです。岩手県大船渡市にて採取しました。

ミヤマイタチシダ

学名 Dryopteris sabaei

オシダ科オシダ属

 

北海道~九州の山地の林床に生えるシダで葉柄は褐色になります。シダ類は見分けが難しく、私もおそらくミヤマイタチシダだろう、というレベルです。福島県矢祭町にて採取しました。

​アクアテラリウムの設備

水槽 

アクアテラリウム用のものを使用します。アクアリウム用のものと異なり、前面のガラスが半分ほどの高さとなっています

陸地を形成し、コケやその他陸生直物を育てる土台となり、エビなどの隠れ家にもなります。富士山の溶岩や川で拾った石を鍋でゆでて殺菌したものを使用しています

底砂

水草の成長のための栄養素を含んだ専用のものを用います。

ソイル(英語でsoil「土」の意味)と呼ばれています

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フィルター

水質維持のために外部に水を汲みだしてろ過するためのフィルターが設置されています。時々フィルターを掃除してやる必要があります

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ポンプ

水をくみ上げるための揚水ポンプを使用します。水を水槽背面のエピウェブというコケを定着させる足場の働きをする布に水をいきわたらせます 

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照明

​アクアリウムがきれいに見えるというだけでなく、水草の光合成のために不可欠な装置。

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二酸化炭素発生装置

砂糖にドライイーストを加えてアルコール発酵させることで、二酸化炭素を発生させて水槽内に送ります。光合成のために必要なのは水と光、そして二酸化炭素。水草の成長を促します。

C6H12O6 →​ 2C2H5OH + 2CO2