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高専生の皆さんへ
貪欲に高みを目指すべき才能

 福島地区や郡山地区といわき地区の進学実績を見比べた時、トップ校よりも2番手校に大きな差があるのが実情です。福島高専は、新教研による偏差値ランキングなどによれば、実質的にいわき地区第2位の学力を誇る難関校ですが、いわゆる普通科の進学校とは大きく異なる校風により、学生の皆さんの進学に対するモチベーションは高いとは言えない状況です。

 まず進学せずにそのまま就職する場合、いわゆる総合職採用の口も多く、就職に有利な学校であるという点があります。専門的な知識を学べる学校だけに、企業側の即戦力としての期待値も高く、下手な大学に進学するよりも優良企業に就職できる確率も高いのです。もちろんその選択肢を否定するものではありません。

 実際、筆者が働いていた一部上場の電気系メーカーでは、仙台高専や鈴鹿高専出身者が数多く総合職採用され、活躍していました。ただし、立場としては公務員における準キャリア扱いと同じで、給与や昇進、配属先の将来性など、やはり大卒採用の社員とは一定の差があったことも事実です。

 より上の立場で世の中をリードしていくほうが自分の特質にあっている、と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。だとすればやはり、進学を考えるべきです。

 また、大学受験がないという点からか、アルバイトや(3年までは)部活にかなりの時間を費やし、学業をおろそかにする学生さんが多いのも事実です。いわゆる普通科の進学校には、アルバイトをしているような生徒はほぼ皆無です。周りの環境に流され、その後の人生のレベルを下げてしまうのは非常にもったいないことです。

 そしてまた、大学など高等教育になればなるほど、自主性が尊重されます。高専は大学と高校の中間のような存在で、学ぶ姿勢のある者にはどんどん学ぶ機会が与えられますが、そうでない者には留年や退学という選択肢が待っています。大げさに言えば、来る者拒まず、去る者追わず、なのです。

 長期休暇の宿題なども同レベルの進学校に比べ、はるかに少ない分量しか出されず、しかも期間も長く、意識を高く保たないと学力を維持することさえ難しいと言わざるを得ません。せっかく持ち合わせている才能が埋もれてしまうのです。

 學至会は福島高専生にとても期待しています。もっとできるはずです。実際、topクラスの生徒は旧帝大クラスの大学へ進学していますし、実際そういった学生さんを指導しているので、そのポテンシャルは十分に把握しています。

​ 高専生の皆さんには、本気で学問して、人生を開拓してほしいのです。学内で上位の成績をとるというレベルで満足することなく、もっと高みを目指してほしいのです。學至会は志の高い高専生を応援します。そして、高専から難関大へ、という新たな進学ルートの確立を目指します。

 

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