








小学生からの英語の勉強
格段に学習効果を向上する指導
「英会話教室に通っている」という生徒さんが最近多くなってきました。
幼い頃から通っているのであれば簡単な会話はもちろん、文法的には難しい部類に入る表現までできている生徒さんもいます。
ただ、「三人称って何?」とか「こういう時の動詞の形は?」と質問すると、答えられないことがあります。会話はある程度できているはずなのに、理屈として理解しているわけではないので答えに窮してしまうのです。
小学校中学年からは理屈も一緒に覚えると、格段に学習効果が上がります。
英語では、人称、時制、文構造は大切な要素です。英語の語順はと日本語と違い、「誰が、どうした、何を、どのように」というように進みます。その違いを理屈を踏まえて押さえていくことが近道です。
學至会の個別授業では、生徒さん一人一人に合わせて英語を指導することができます。
私どもが今までに実際に指導した小学生の英語指導に関する事例を紹介させて頂きます。
指導例① Mさん
小学生3年生のとき開始(現在歯学部在学中)
中学生と同様の内容を指導しました。小学5年で英検3級、6年生で準2級、中2年生で2級取得しました。英語に対する関心、意欲は非常に高く、中学生になったときから、より難易度の高い高校英語の内容に入りました。
指導例② Kさん
小学5年生から開始(現在中学2年生)
指導開始時、英会話には一向に興味は示しませんでした。会話形式はやめて、文章を一緒に読んだり、文の並び替えなどパズル形式を取りました。小学校の時はさほどの伸びは感じませんでしたが、中学生になり定期テストの結果を見ると1年生よりも2年生になってからの伸びが顕著でした。今では問題集などは問題を単に解かせるのではなく口頭で私が言ったものを作文させる、並び替えは日本語を見せないなど工夫をして取り組ませています。
指導例③ Sさん
小学6年から指導開始
Sさんは他の英会話教室に通塾しながらの指導です。英語の対する意欲、関心は大変高い生徒さんです。会話で覚えてきたことに対する根拠はあまり理解されていないのが現状のようです。今は、英会話教室で習ったことが何故そのように表現するのか(細かい事ですが、3単元の動詞のsのつけかた、発音など)、文法を学習することで理解できるように指導しました。
指導例④ Iさん
中学1年から指導開始
Iさんの英語学習に取り組む時期は中学1年と一般的な時期ですが、英語学習に対する意欲は大変高いものでした。時期も中学1年ということもあり内容はもちろん「学校の授業+先取り授業」でした。能力もかなり高く中2年の終わりごろには中学で学習する文法は完了しました。中3からは約1年先の内容を指導しました。高校に入学してからはますます英語力に磨きがかかり、某有名国立大学に入学しました。
以上の例から、どの年齢で英語教育を始めるかは重要なポイントになります。小学校中学年からスタートするなら、文法を基礎から学べる学習塾を選ぶことも1つの選択肢です。ある程度国文法について習っている高学年なら、英語がよりスムーズに理解できます。